「無職が旦那様に盾突くんじゃねぇ!舐めてると離婚だ!」暴言夫→私「もう離婚してるよ?」実は
もともと仕事が生きがいだった私。しかし、妊娠を機に夫と話し合い、しばらくは家と子どものことに集中するため、退職することに。「両親が仕事に追われて子どもに構ってやれなかったらかわいそうだろう?」「一番かわいい時にそばにいてやれよ」という夫の言葉をうのみにしていました。けれども出産後、夫は私を「無職」と呼び始め、私や子どもに対してどんどん横暴になっていったのです……。
無事に出産を終え、退院してようやくわが家に帰ってきた私と子ども。夫はまだ帰宅していないようです。
わが子に無関心な夫
「帰ってきたよ~」とメッセージを送ると、「おかえり」「今日は遅くなるから先に寝てていいよ」とすぐに返事が来ました。「残業?お疲れ様」と労わると、「仕事じゃないよ」「知人の誕生日パーティーに来てるんだ」「結構な金持ちでさ、俺今タワマンの高層階にいる」と返信が。
え?普通、生まれたばかりのわが子にはすぐ会いたいものじゃないの……?と私はびっくり。私の入院中にも、なかなか顔を見せなかった夫。知人の誕生日ももちろん大切ではありますが、普通はわが子を優先するのではないでしょうか……。
「パーティーに来てる人は仕事関係の人も多いから、仕事の延長線ってこと」「子どもは毎日見れるし、今までも写真で見てたからいいよ」「無職のお前と違って俺は大変なの」と夫。
私だって、本当なら仕事を続けたかった……。しかし、夫に説得されて退職を決断したのです。まだ小さなわが子を抱きしめながら、私はぐっとくちびるを噛み締めました。
離婚届
4カ月後――。
あれからも毎日のように遊び歩いている夫。泥酔して朝方に帰ってくることもしばしばありました。ワンオペに限界を感じた私が協力を仰ぐと、「なんで俺が家事なんかしなきゃいけないんだよ」とバッサリ。
夫はお酒を飲むと気が大きくなるようで、私たちに対しても粗暴な発言を繰り返すのでした。しかも、タチの悪いことに、一切覚えていないのです。いつ警察のお世話になるかわからない夫。私は常にひやひやしていました。
「俺は家事とか育児とかできねーからお前を専業にしてやったんだろうが」「黙って家事と育児に集中しろよ、この無職が!」