「夫とレスで…」別居中の妻が離婚の相談を。すると相手がまさかの発言を<離婚で見つけた本当の家族>
主人公のあおねろさんは、夫と青森で暮らしていましたが、夫はいつもスマホばかり見て過ごし相手にしてくれません。それどころか、生活費をゲームに課金してしまう浪費癖もあり、あおねろさんが貯金しようと努力しても家計は毎月赤字状態……。夫との生活にストレスを感じるようになったあおねろさんはうつ病になってしまいました。離婚を決意したあおねろさんは夫に気持ちを打ち明けましたが、夫はずっと一緒にいたいと離婚を拒みます。夫から逃れるため、うつ病の療養をする間だけとウソをつき、5年間暮らしていた青森を出ることに。母方の親戚・おばちゃんと、いとこ・オサムが住む家で居候することになったあおねろさんは、迷惑をかけてしまうと心配していました。しかし、予想とは違い2人はとてもあたたかく迎えてくれて……。
母の姉から「居候なのだから甘えちゃダメ」と言われたあおねろさん。
しかし、おばちゃんとオサムは、いつもあおねろさんを本当の家族のように気にかけてくれて……。
清算を早く済ませましょう
弁護士に夫と離婚したい旨を相談し、今後やるべきことを事細かく聞きました。調停となれば青森に行くことになり、夫が離婚に合意するなら調停は免れます。
今のあおねろさんに必要なのは生活の再建。夫と正式に離婚をするために、市役所で離婚届をもらい、婚姻費用の請求、うつ病のことや生活の見通しが立たないこと、そして協議離婚をしたいことを手紙に書きました。
青森を出る前には既に夫の心は閉ざされていた状態だったし、このままストレートに離婚が成立するはず……。
夫への手紙や離婚届を記入しながら、あおねろさんの脳裏には婚姻届を出すときや結婚指輪を選ぶときの夫との記憶が蘇ってきたのでした。
ようやく夫と正式に離婚をするための行動を起こしたあおねろさんは、弁護士に離婚をしたい理由を細かく説明しました。
離婚届や夫への手紙を書いている間、結婚をするときの思い出が蘇ってきましたが、そのときからあおねろさんがリードして接し、夫は何を考えているのかあおねろさんにはわかりませんでした。