「俺が家のことをするようになったら、お前いらないじゃん」主婦を見下す夫→私が稼いだ結果!?
「文句あるなら俺くらい稼いでから言え」
「稼いでるから言ってるんだよ」
私は夫の目の前にこの3カ月分の収入の入った通帳のコピーと、離婚届を叩きつけました。
「お金を稼げれば対等になれるんでしょ?」
この3カ月間、私は寝る時間も削って仕事をしたのです。呆然としている夫を残し、私は子どもたちを連れて実家へ帰りました。
数日後――。
「離婚したくない」とごね続けている夫。「これからは家事も育児もする」「もう二度と馬鹿にしたりしない」と夫は言いますが、何をいまさら……と感じてしまいます。
「俺、お前がいないとダメだって気付いたんだ」「子どもたちと離れるのも嫌だよ」「帰ってきて人の気配がない家がこんなにも寂しいものだとは思わなかった」
何を言われても、私の心は動きません。子どもたちが夫を恋しがるようなら再構築も考えたでしょうが、当の子どもたちは夫がいなくなってもいつも通り。
子どもたちの相手をまともにせず、そっけない態度を取り続けた夫の自業自得です。
子どもたちからも見放されていると知った夫は、泣きながら「ごめんなさい」「反省してます」と繰り返していました。しかし、壊れたものはそう簡単には戻らないのです。たとえ接着剤でくっつけたとしても、ヒビは残り続け、なかったことにはなりません。
その後――。
事情を知った両親と義両親に説得され、夫はようやく離婚届にサインしてくれました。私はすぐに離婚届を役所に提出。無事私たち夫婦の離婚は成立しました。
私は実家で両親と子どもたちと共に暮らしています。あの3カ月間は無茶をしましたが、今は在宅で安定した仕事を続けています。下の子が保育園に入る年齢になる頃には資格を取得し、正社員として働くつもりです。子どもたちが楽しく暮らせるよう、しっかりと生活の基盤を作っていこうと思います。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
43歳で妊娠し、未婚の母になると決意⇒予想外の連続!いくつもの「まさか!?」を乗り越えた先に…