「慰謝料請求!?」嫁の両親から渡された請求書。カオスな状況に夫は、新たな対策を練ることに?
義実家で奮闘中のいちごさん。実家のことは気にはかけているものの、なかなか連絡はできずにいました。そんなある日、いちごさんの弟・りょうが、彼女みほの妊娠をきっかけに結婚。その後、第2子にも恵まれました。しかし、みほの身勝手な言動や育児に、いちごさん一家は困惑。さらに、ちょっとした夫婦喧嘩が、みほが保身のためについたウソによって両家を巻き込んだ離婚騒動に発展してしまいます。特にみほの母の暴走っぷりはひどく、みほがすべてウソだったと説明しても聞く耳を持たずに、りょうの実家に乗り込んできました。父の友人でもある弁護士・田中さんの協力もあって、その場はなんとか収まりましたが、今度はりょうたちの家にも乗り込んできて……。
みほの母が暴走するのは、娘を思ってのこと……。りょうはそう理解を示しつつも、やり過ぎの部分があることは否めないとみほに話し、二度と口を挟めないようにすると言って話し合いの場につきました。
話し合いがスタートすると、みほの母は今までのモラハラについて「大人としての反省」をしてほしいと言い、1枚の紙を差し出しました。それは、娘が精神的苦痛を被ったことを理由に慰謝料を支払えという手書きの請求書。それを見て、みほの両親は一体何がしたいのかわからず、りょうが困惑していると……。
慰謝料を請求した理由は…?
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「意味がまったくわからないのですが……」りょうがそう言うと、今度はみほの父が「みほはりょうくんのモラハラで精神的苦痛を味わったから、これくらいは必要だ。」と淡々と話します。このままだと話は平行線のまま……そう感じたりょうは、また連絡すると言い、みほの両親には一旦帰ってもらいました。
両親が帰ってからみほが「実はうちの実家、ちょっと大変みたいで……」と、気まずそうに話し始めたのです。みほの兄は働いていない状態で、実家の仕事も減っているらしく、生活は楽ではないと聞いていたそう。それを聞いて、りょうもみほの両親の突拍子もない行動に納得しました。
もう自分では手に負えないと思ったりょうは、父の友人でもある弁護士・田中さんに電話をかけました。