高齢出産の私をバカにする娘の同級生「ママなのにおばあちゃんみたい」→態度が一変した衝撃の結末
すると、あちこちから「先生はこの地域になくてはならない人!」「あのときはありがとう〜!」という声があがり、いつの間にか教室内には拍手が沸き起こったのです。
そんな様子に納得ができていなかったのが、娘をからかっていた例の親子。悔しそうに「着物ばーさんの娘のくせに!」と呟いたその子に、クラスの男の子が「え!? おばあさんじゃなくても着物着るじゃん」と言ってくれ、その場がおさまりました。
これを機に、娘をからかう人はいなくなったよう。ホッとしました。
意地悪親子のその後
数カ月後、私の産院に娘をからかっていた親子がやってきました。早速診察をすると、ママのおなかの中には元気な赤ちゃんが! しかし年齢的には高齢出産になります。
「おめでとう! お姉ちゃんになるのね!」と私が言うと、2人は声をそろえて「ごめんなさい!!!!」と頭を下げました。
順調に妊娠が進めば、出産する年齢は私が娘を生んだときと同じ年になります。自分が同じ状況になってみて、年齢をからかうことの愚かさに気づいたのかもしれません。同じ立場だからこそ、アドバイスできることもあると思うので、私はしっかり仕事をこなして、元気な赤ちゃんが産まれてくるのをサポートするのみです。
赤ちゃんが欲しいと思っても、必ずしも欲しいタイミングで授かれるわけではありません。また、何歳であってもみんな命懸けで出産に挑んでいます。
年齢など関係なく、ママになるだけでも本当にすごいことですよね。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班