「旦那さん私にメロメロなの♡」旅行中に元親友から謎連絡⇒「君だれ?」隣にいた夫に見せた結果…!?
「新婚旅行から帰ったらすぐに離婚届を用意してね」
「いや、君だれ?」
「え?」
さっきまでにこにこしていた私の顔が曇ったのに気づいた夫。夫に友人とのやり取りの画面を見せると、夫は怒りで真っ赤になり、私に代わって友人とのやり取りを始めたのです。
「君に覚えはないから『初めまして』で合ってるよね」「僕は一度も君と連絡を取ったことはないんだけどな」と夫。友人は「妻の前だからって無理しなくてもいいのよ!」と引き下がりません。
「そもそも僕のスマホには妻と両親、義両親しか登録していないし」「僕、ずっと勉強一筋で生きてきたから友だちもいないし、メッセージアプリは妻とだけの連絡ツールとして使ってるんだ」「僕は妻一筋だからね」
それを見た友人は「しらばっくれないでよ!」「いつも私にメッセージ送ってくれてたじゃない!」「四六時中私に愛の言葉を送ってくれていたじゃない!」と激昂。
そこで、夫はぽつりと「おかしいな……」とつぶやいたのです。「僕、仕事に集中するために、出社したらプライベートスマホは鍵のかかる引き出しに閉まってるんだよね」「勤務中は社用スマホしか持ってないんだけど……」と夫。
そして、夫は何かに思い当った様子。
「もしかして……!」と言って、会社の人に連絡を取り始めたのです。
若気の至り
その後――。
夫は会社の部長です。部下の社用スマホを修理に出すことになり、しばらく自分の社用スマホを貸し出していたとのこと。その部下が夫になりすまして私の友人とやり取りをしていたのです。
社用スマホのプライベート使用は、夫の会社では厳罰対象。さらに夫の名前を騙ったとして、部下の人はこってり絞られて左遷されてしまったそうです。
友人は事実を知ってもなお、私には「夫をよこせ」と言い続けてきました。
夫の勧めもあり、私は電話番号やメールアドレスを含め、すべての連絡先を変更することに。もちろん一番最初に友人の連絡先をブロックしました。
ハワイでの新婚旅行も楽しかったのですが、夫は途中で仕事モードになってしまったことをちょっぴり残念に思っているようでした。