布おむつでエコ育児を目指したけれど…私が挫折した3つの理由【体験談】
「新生児はうんち・おしっこを1日に何度もして、そのたびにおむつを替えなければならないから紙おむつ代がかさんで大変」と友人から聞いていた筆者。それならば、とエコロジーでエコノミーな布おむつに挑戦してみたのですが、これが大きなストレスになってしまったのです……。
【ストレス1】洗濯がとにかく大変だった
覚悟はしていましたが、とにかく洗濯量が多いのが最初の難関でした。うんちをすると汚れがなかなか取れないのでつけ置きにしなくてはならず、時間もかかります。
さらに、天気が悪いと乾きにくく、結局布おむつが足りなくなって紙おむつを使うことがよくありました。ゆるいうんちはカバーから漏れてしまうことも多く、そのたびにシーツやベッドパットも洗濯……。回数を重ねるうちに、だんだん負担が大きくなってきました。
【ストレス2】天候を気にする毎日になった
産院に入院中は紙おむつでしたが、退院したら布おむつ育児をしようと出産前から意気込んでおり、布おむつを30枚くらい買い込んでありました。「これだけあれば大丈夫だろう」と思っていました。
しかし、出産時期は冬。晴れや風のある日はいいのですが、少し曇りでもしようものなら全然乾きません。乾燥機を使ってもなんとなく生乾き……。1日に10枚以上使ってしまうこともあり、いつも天気にピリピリしていました。
【ストレス3】おむつかぶれになってしまった
わが子は新生児の時期でもわりと睡眠が長く、3~4時間くらい続けて寝てくれることが度々ありました。寝ている間におしっこをしても起きないので、そのうちにおしりがかぶれるように。
就寝中におむつ替えをして起こしてしまうのが嫌で、取り換えなかった筆者のせいでもあるのですが……。かぶれがなかなか治らないのを見て、「布おむつはわが家には不向きだ」と考え直し、百日祝いを迎える前に紙おむつに切り替えました。
今考えると、「布おむつを使うなら布で統一しないと」とガチガチに考え過ぎていたのかもしれません。「布おむつは昼間だけ」「出かけるときは紙おむつ」「夜間は紙おむつ」と、うまく使い分ければよかったと思いました。
著者:ライター 銀鏡あゆみ
二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
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