これって前駆陣痛?陣痛との見分け方は?前駆陣痛が起きた時の対処法は?
しかし、陣痛の場合は、徐々に痛みが強くなり、痛みの間隔が短くなります。陣痛間隔を計って記録しておきましょう。陣痛間隔をカウントできる無料のアプリもあるようなので、そちらを活用してもよいですね。
初産婦の場合は、陣痛の間隔が10分おき、経産婦の場合はおなかの張りが15分おきになったら産院に電話連絡するように言われることが多いです。そのときの様子で、産院より、もう少し自宅で様子を見ましょうとか、すぐに来院してくださいなど、その後の対応について指示が出るので、慌てないように準備をしておきましょう。
前駆陣痛が来たらどうする?
前駆陣痛から陣痛が始まるまでの期間は個人差があります。前駆陣痛はしばらく安静にすると痛みがなくなりますが、忘れた頃に痛みが起こることもあります。前駆陣痛が来ると、陣痛になるのではないかと、時計とにらめっこ状態になることもあるでしょう。
夜間に前駆陣痛が来ると気になって寝付けず、睡眠不足になってしまうことも。前駆陣痛の段階で体力を消耗してしまうと、陣痛が来たときに微弱陣痛になってお産が長引いてしまう恐れもあります。休めるようであれば睡眠を優先し、お昼寝するなどして睡眠不足にならないようにしていきましょう。
また、痛みで食欲が低下し、食事の量が減ってしまうこともあります。こちらも睡眠同様、本番でエネルギー不足にならないよう、好きな食べ物や軽食、栄養補給ゼリーや水分などを摂取するようにしましょう。
音楽を聴いたり心と身体もリラックスするアロマを使用し、香りで気分を変えることもひとつの方法です。アロマセラピーを活用している産院もありますから、妊娠中のおすすめのアロマなど相談しておくのもよいでしょう。
まとめ
前駆陣痛は、陣痛が始まる前の準備運動のようなものです。
また、前駆陣痛が起こらず陣痛が来る人もいますので、自分の体の変化を日頃からチェックして記録する習慣を身につけることも必要です。
臨月に入ったら、入院準備をしっかりして、外出の際は、母子手帳、診察券、健康保健証、携帯電話、連絡先のメモなどを持ち歩くようにしましょう。前駆陣痛か本陣痛か判断に迷うときは、かかりつけ医に相談し、指示を仰ぎましょう。