子育て情報『うちの子が発達障害!?2歳児健診で言葉の遅れを告げられて…【体験談】』

うちの子が発達障害!?2歳児健診で言葉の遅れを告げられて…【体験談】

目次

・とても育てやすい、ママ思いのいい子
・かかりつけの小児科で2歳児健診を受けて……
・焦らず、温かく見守ること
・著者:鍜治すみの
活発な2歳の男の子のイメージ


何の心配もなく、すくすく育った長男。気軽に受けた2歳児健診で、言葉の遅れを指摘されました。一歩を踏み出し、発達の専門医の診察を受けて、前向きに考えられるようになった私の体験談を紹介します。

とても育てやすい、ママ思いのいい子

初めての妊娠で育児の右も左もわからず、大きな不安を抱えたまま長男との生活が始まりました。ところが、そんな頼りないママを思ってか、長男は何の問題もなく育ちました。毎月の身体測定でも、成長曲線のド真ん中を走り続け、発育もまったく問題なし! 離乳食にもすぐに慣れ、よく食べてくれました。

1歳児健診では、「順調です!」と先生のお墨付きをもらい、母子手帳にも「何も悩みはありません」と、自信を持って書いたことを覚えています。


かかりつけの小児科で2歳児健診を受けて……

2歳を目前にして、かかりつけの小児科へ任意の2歳児健診を受けに行ったときのことです。これまで通り「順調です!」で、すぐに終わるものと思っていました。少し長い健診ののち、先生から「目は合うし、こちらが言うことはわかっているようだけど、もし2歳半になっても二語文が出なかったら、一度専門のところで診てもらいましょうね」と言われたのです。

言葉は交わさなくても、長男とのコミュニケーションはできていたので、先生からの言葉にとても驚かされました。

焦らず、温かく見守ること

確かに同じ月齢の子どもに比べ、長男は言葉が出ていませんでした。2歳半になっても二語文がほとんど出なかったため、子どもの発達の専門機関である療育センターを受診しました。発達のテストの結果、発達障害とまではいかないグレーゾーンの診断。

もうすぐ3歳になる長男は、その後も定期的に専門医のサポートを受けながら、マイペースに成長中です。
最初は心配しましたが、専門医からアドバイスをもらい、安心して育児に向き合えています。

周りの子どもと比べたわけではありませんが、長男の発達状況を素直に受け止め、プロに相談したことはよい判断だったと思います。長男の特性をより理解できたことで、以前より楽しく育児ができるようになりました。

著者:鍜治すみの

生後6カ月と2歳、2男の母。長男妊娠時の切迫早産により、9年続けた製薬会社のMR職を退職。

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