子育て情報『【これだけは知っておきたい!】何かあってからでは遅い、子どもの事故の救急処置って?』

【これだけは知っておきたい!】何かあってからでは遅い、子どもの事故の救急処置って?

服の上からのひどいやけどは、肌が服に張り付いてしまうこともあるので、無理に服は脱がさず服の上からのシャワーなどかけて冷やしてください。

また、やけどはその範囲が広いほど重症。乳幼児の場合は身体の10%以上(片腕全体分の広さ)をやけどすると命の危険がてできます。すぐに救急車を呼びましょう。

③窒息・溺れ

窒息の原因は、授乳後すぐに寝かせてしまい、飲んだミルクなどを戻して気管を詰まらせることが多いそう。

その他、大人用の寝具で就寝中、布団がかぶさって窒息する事故です。こられはあまりにも身近な事故なので、本当に気をつけなければいけません。

また、ママが洗髪中など数秒目を離したすきに、浴槽に浮かぶおもちゃを取ろうとして転落して溺れてしまう事故もあります。
洗面器などにたまった、赤ちゃんはわずか10㎝の深さの水でも溺れてしまうので、とても注意が必要です。

※乳幼児に反応がないときは、すぐに119番通報とAEDを頼みましょう。心臓マッサージや、気道確保・人口呼吸なども場合に応じて行います。救急者を呼ぶ際、状況を説明して指示をあおぎましょう。

◇胸骨圧迫(心臓マッサージ)◇

声をかけながら足の裏を叩いても反応がなく、呼吸停止や異常の場合には直ちに胸骨圧迫による心肺蘇生をします。乳児の場合、指2本で胸の真ん中を、胸の厚さの約3分の1の深さまで強く圧迫します。これを、1分間に少なくても100回のテンポで繰り返し行います。

【これだけは知っておきたい!】何かあってからでは遅い、子どもの事故の救急処置って?


◇気道確保・人口呼吸◇

頭を後ろにへそらし、あご先を持ち上げて気道を確保。
幼児は鼻をつまんで口から口へ、乳児は口で鼻と口を一緒におおい、約1秒間、胸が膨らむまで息を吹き込みます。

こんな時はすぐに119番して!

子供の事故で、下記の危険の症状がみられる場合はすぐに救急車を呼びましょう。


◻︎意識がない

◻︎呼吸がない、もしくは呼吸が弱い

◻︎唇の色が紫色になっている
◻︎けいれんが止まらない

◻︎耳、鼻、口から血液や体液の流出がある

◻︎手足が硬直し、動かすことができない

◻︎痛みや刺激に反応をしない

◻︎科学物質などを誤飲した

◻︎頭を強くぶつけ、出血が止まらない

◻︎激しい下痢や嘔吐で水分や食物が取れず、意識がもうろうとしている

◻︎虫に刺されて全身にじん麻疹が出て、顔色が悪い

◻︎広範囲または痛みのひどいやけどを負っている

困った時の緊急時の窓口は…

子どもの急な病気や事故など、緊急を要するときの窓口は、 ♯8000(小児救急電話相談)

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