2017年8月18日 14:00
何でも舐めたいお年頃♡ ねぇねぇ、こんなに舐めて大丈夫なの??
赤ちゃんは、身の回りの物を次から次へと口に入れてペロペロと舐めます。この何でも口に入れる行為は、赤ちゃんがしっかりと成長している証。でも、ちょっと目を離した隙にいろいろな物を口に入れてしまうので、ママは毎日ヒヤヒヤさせられますよね。
赤ちゃんの成長にもよりますが、生後5~7ヶ月くらいから舐め始める子が多いようです。
どうして、なんでも舐めちゃうの?
大人は目で見て物を認識しますが、赤ちゃんは口に入れて物の形や感触で理解していきます。赤ちゃんの口は「第二の手」。口に入れてどんな物であるか確認作業をしているのです。
また、乳歯が生え始める頃の赤ちゃんは、歯茎がむずがゆくなることがあるため、いろいろな物を舐めたり、噛んだりすることで歯茎のかゆさや違和感を解消しようとしています。
舐めることで…脳が活性化する
「舐める」「噛む」といった口を動かす行為は、脳の動きを活性化するとも言われています。息子もよだれをダラダラ垂らしながら、オモチャや自分の指や足…そして、ママやパパの手までよく舐めていました。
口周りをペロペロ舐めることも多く、拭いても拭いても濡れてしまい、口周りが赤くなってしまうことも…。
今振り返ってみると、ママから見ると悩ましい行為も赤ちゃんにとっては脳を刺激し、成長する上でとっても重要な行為だったのですね。
舐めることで…免疫力が付く
赤ちゃんはどんな物でも構わず舐めてしまうので、「清潔にしなくちゃ!」と思うママは多いのではないでしょうか。
息子の場合、オモチャでは事足りず、ママやパパが普段使っている物に興味を持ち、リモコンや鍵、携帯電話などをカバンから引っ張り出してペロペロ。
決してキレイとは言えないので、適度に拭いたり、洗ったりしてある程度、清潔を心がけましたが…、息子の舐める行動範囲がどんどん広がっていくと、私の対応が追いつかなくなり、いつしか「まっ、これくらいならいいか!」と思うように。
最初は、「お腹が痛くならない?」「病気にならない?」なんて心配になると思いますが、普段の生活の中で付着する雑菌はそれほど神経質にならなくても良いと言われています。赤ちゃんはこの時期に様々な雑菌を口に入れることで、身体の中で抗体が作られます。今後、生きていく上で必要な菌への抵抗力が身に付くので、いろんな物に触れることは赤ちゃんにとって必要なことなのです。