ママ友って必要? トラブル回避「ママ友0人」をすすめる理由
■「ママ友からの情報はあてにならない」理由
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「とは言っても、やっぱり誰かママ友がいたほうが、園や学校の情報もわかるし子どものためになるはず…」と思う人もいるかもしれません。確かに、ほかのママからの情報が役立つこともあるでしょう。
でも、その情報はそのママの
“フィルター”を通して得たものなので、なかには真実ではないことも含まれるかもしれませんし、無意識のうちに都合よく情報操作しているかもしれません。中には、悪意をもって嘘の情報を流す場合もゼロとはいえないでしょう。
それに振り回されるくらいなら最初からあてにしない、聞かないというのもひとつの選択です。子ども関連の情報は、ほとんどの場合、
園や学校から受け取るお知らせや先生に直接、様子をたずねるだけで十分な場合が多いからです。
ママ友との出会いは「子どものためではなく、自分の人間関係が広がるひとつのきっかけ」ととらえてみませんか? すると、気持ちがグッと楽になるでしょう。仕事、趣味、ご近所などと同等の
コミュニティのひとつとして、楽しいと思えれば交流を深めるも良し。
たまに顔を出すくらいの気軽な感じで付き合っていくのがおすすめです。
また、100%自分と同じ考えの人はいないとしても、なかには自分と似た考えや価値観を持つ人がいるかもしれません。これまでの学校や職場でも、誰か1人は自分と波長の合う人と出会えたことがあるでしょう。その出会いを最初から遠ざけるのはもったいないので、無理のない範囲で
心の扉を開けておくのはいいことだと思います。
ママ友づきあいは過度な不安を抱く必要はありません。
いつも通り、ありのままに過ごしてみてはいかがでしょうか。
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