連載記事:赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
赤ちゃんの夜型化が進行中! 夜更かし赤ちゃん・早起き赤ちゃんへの対応【赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 第4話】
■早起き赤ちゃんへの対応は?
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夏が近づくと、朝5時前後に目を覚まし、親を悩ませる赤ちゃんが急に増えてきます。赤ちゃんが朝5時頃に目覚めるのは、朝日に反応していることが多く、これは体内時計がしっかり働いている証拠で、実はとても好ましいことなのです。
光に敏感なタイプの赤ちゃんは、外の明るさに合わせて、夏は起きる時間が早くなり、冬は遅くなります。全体の睡眠時間も、夏は短く、冬は長くなるのは自然なことです。
そうはいっても5時前に起きられたら困るというのが、親の本音ですよね。
そこで、早起き赤ちゃんへの対処法として、私は遮光カーテンをおすすめしています。
遮光カーテンは、夜、街灯や向かいのマンションの明かりが部屋に差し込むのを防ぎ、安眠を促します。朝は、朝日が入ってくるのを防ぐことができ、必要以上に早く起きてしまうのを防ぐことができます。
ただし、注意したいのは、親も起きにくくなるということです。
親も朝日を感じながら、徐々に朝の覚醒に向かうのが通常ですが、それがなくなってしまうので、目覚まし時計などを利用して、かなり意識して起きるようにする必要があります。それができるようであれば、とても便利な文明の利器といえます。
朝、赤ちゃんを起こすときは、起きてほしい時間の10~30分ほど前に、遮光カーテンを全開にして、朝日に反応して自然と目を覚ますように促してあげましょう。
『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』著:清水悦子、監修:神山潤(かんき出版)
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