モンペ認定が怖い! 親と保育士の意見でみえてきた「保育園トラブル」の実態
■保育士と保護者、手を取り合って子どもを育てたい
© maroke - stock.adobe.com
挨拶に限ったことだけでなく、保育施設でのトラブルについてのエピソードはほかにもたくさん。
「以前、通っていた保育園。保育料を袋に入れて手渡しでしたが、支払いしたのにもう一度請求されました。確認してもらうとやはり渡してたことが発覚。そこから保育園自体を信用ができなくなってしまいました」
「ほかの子のお迎えのときには、日中の様子をはなすのに、私には話してくれないのが悲しいです」
「先生がイライラしてるのがこちらに伝わってくるので園での様子を聞きづらい。ちゃんと聞きたいが、気を使ってしまいノートの短文で納得するしかない」
「シフト制のためか、1人の先生に言ったのにほかの先生から同じことを聞かれることが多いです。先生も忙しいことはわかるのですが、伝達事項が周知されにくいなあとは思います」
伝達ミスや忙しさから対応が不十分に感じたというトラブルが多い印象でした。しかしこれらの原因のひとつには保育士の人手不足などの問題も少なからず関係していそう…。
また、とくに小さな子ども同士に多いけんかのトラブルについてもエピソードが寄せられました。保育施設と保護者との関係性も大切ですが、子どもの友だち、相手の親との関係もコミュニケーション不足からトラブルが起こることがあるようです。
保育施設で1日を過ごす子どもには、のびのびと安心していてほしい。最後に保育士の方からの意見を紹介します。
「保育士です。朝の受け入れは、本当にバタバタです。とくに子どもは正直で、『この先生はイヤ!』ってことも。だけどシフト上、止むを得ないことも多くて…。
保育士も、日々悩みながら仕事しています」
© maroke - stock.adobe.com
保護者が子育てに悩むのと同じように、「保育のプロ」として仕事する先生たちも子どもたちとの接し方をいつも考えてくれているんですね。
子どもがより良い保育環境にいられるように、親も保育士の方とお互いを尊重して、手を取り合っていけたらと思います。
Q1.保育園とのトラブルについて、ご意見やエピソードがあれば教えてください
回答数:182
アンケート集計期間:2019/3/21~4/18