コミックエッセイ:今日もゆる育児日和
子どもに「性」をどう伝える? 率直に伝えた、我が家の場合【今日もゆる育児日和 Vol.5】
■お風呂でママの「生理」に気づいたら…
お風呂に入ろうとしていたとき、子どもたちが経血に気付いて騒いだときには生理のことも話しました。
「赤ちゃんが来たときのためにママの体が準備してるけど、古くなったら新しいベッドに替えるから体からでるんだよ」
「おなかが痛かったり、ちょっと気持ちがイライラになりやすいけど、死んだりするようなことはないよ」と説明。
娘は「ふーん」という感じでしたが。
息子は話よりとにかく「血がーー!」と泣いていたので、「おなかが痛いけど、ママは死なないし、そばにいられるよ~~」と説明。内心「説明するのが早すぎたかな?」とドキドキしました…。
でも心配したほどではなく、意外にも泣いたりしたのはその時だけで、あとは「あーはいはい」という反応に。
子どもにしてみたら「生理」はとてもショッキングなものかもしれません。現代では、子どもからできるだけショックになることを遠ざけようとする流れもあります。
しかしいつまでも親が子どものことを管理できるわけではありません。側でサポートできるうちに色々な体験をしたほうが、心の受け身がとりやすいのではと、私は考えています。
そしてその後、生理のときに子どもたちが気遣ってくれるという感動の体験が…!
生理を知ることで、思いやる気持ちも育まれているようです。
■「生理」の知識は、男の子にこそ知ってほしい
ある日、私の下着についた経血の跡を見て「ママのパンツにうんちついてるー!!」と大喜びで騒いだ息子…。
生理のことを話していたせいか、説明した途端、配慮のできる男っぽく話題を変えてきました。
単なる偶然かもしれませんが…、ちょっとカッコよかった!
女子は成長すれば、いずれ体験するから生理についてはあまり言わなくてもいいかもしれません。
生理を体験することのない男子こそよく知っておいたほうがいいだろうな、と思います。
社会に出てから男性に「生理で休むなんて甘え」とか「これだから女は」と言われたという話、時々聞きますが胸が痛い。
息子には彼女や奥さんになる人をいたわれる知識を持っていてほしいな。
ということで、これはいい傾向!と思っていたつい先日。
私「お腹が痛い…今日はママひとりでお風呂入るわ…」
息子「えーなんでー?」
私「赤ちゃんのベッドバイバイの日だから…」
忘れとる!!!
毎回それなりに間が空くもんねーーー!!! だよねーーーー!!
という、我が家の話でした。
それではまた!
完璧な母でも妻でもない… でもそれを認められるようになった自分が好き【謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話 Vol.66】