初節句とは何のためにするの?お祝いの仕方と基本的なルールを紹介
お祝いをもらった場合の対処
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初節句を迎えると、両家の祖父母や親族をはじめ、子どもの成長を一緒によろこんでくれる親しい人たちからお祝いをもらうこともあるでしょう。
せっかくの思いに報いるためにも、お祝いをもらったときの正しい対処法について確認しておきましょう!
早めのお返しがポイント
初節句のお祝いをもらったとき、まず意識したいのが『早めのお返し』です。
多くの場合、『内祝い』を贈ることでお返しとしますが、内祝いを贈るのは基本的に初節句が終わってからのタイミングです。お祝いをもらってから初節句当日までに日がある場合、ひとことの感謝もなしでは失礼になってしまうでしょう。
そこでおすすめなのが、あらかじめ『お礼状』を郵送しておくという方法です。お祝いをもらったら、3日以内を目安にお礼状を送り、初節句が終わったタイミングで改めて内祝いを贈りましょう。失礼なく感謝の気持ちを伝えられますよ。
両親からのお祝いは感謝の気持ちを
「両親からのお祝いにお返しはするべきなの?」そんな疑問を持つ人は多いかもしれませんね。では、実際のところどうなのかというと、両親からのお祝いには基本的にお返しはいりません。
初節句を迎える子どもは、両親にとってかわいい孫です。気を使って改まったお返しを用意してしまうと、他人行儀に感じられ、かえってさみしい思いをさせてしまうことにもなりかねません。
両親への感謝の気持ちは、初節句当日の食事会で伝えるのがおすすめです。家族みんなで楽しく祝う初節句ほど、両親にとってうれしいお返しはないでしょう。
お祝いの席でのプレゼントとして、子どもの写真を入れたフォトフレームなどを用意しておくのも記念になっておすすめですよ!
初節句に関する疑問を解消
初節句を迎える際は、いろいろな疑問点が次から次へと出てくるものです。
多くの人が戸惑ってしまいがちなポイントについて詳しく解説していきましょう!
初節句が生まれたばかりの場合
初節句のタイミングが出産から間もない場合、その年に実行するべきなのか、翌年に見送ってもよいものなのか迷ってしまいますよね。
この場合、無理をしてその年に実行する必要はありません。近年では、出産から初節句まで間もない場合、母体の回復や新生活の慌ただしさを考慮して翌年に延期するのが一般的です。
もちろん、初節句の準備をする余裕があったり、「どうしても生まれた年にお祝いしたい」という強い思い入れがあったりするのであれば、実行しても何ら問題はありません。安心して初節句のお祝いを楽しみましょう!