コミックエッセイ 両手に男児
この部屋に私たち以外に誰かいる…! 夫と同棲中に起こった恐怖の体験①【両手に男児 Vol.20】
気づいたら夏もすっかり終わったこんな時期ですが、ちょっとヒンヤリするお話はいかがですか??
今回は旦那と同棲時代に起こったちょっと怖いお話。
私と旦那の霊感ですが、
私→幽霊を見たことがある。第六感がややある。程度。
旦那→皆無。
こんな2人ですが、同じ部屋で同じ幽霊を見た経験があります。
ある晩のこと。寝ていると横で寝ていた旦那(当時は彼ですがややこしいので旦那呼びで進行します)が何やらうなされていてその声で目が覚めました。
そのうなされている内容を聞いてみると…
「ごめんなさい」
はじめは聞き取れなかったこの言葉が徐々にハッキリ聞き取れるくらいのボリュームになり「ごめんなさい」を繰り返しながら怯えて震える旦那を目の前に、私はうろたえてしまいました。
当時、付き合って2年経たないくらいの時期でしたが普段の旦那は私に弱音を吐いたり弱った姿を見せたことがありませんでした。
そんな旦那が目の前で小さくうずくまりながら体を強張らせ「ごめんなさい」をひたすら唱えている…。
なんの夢をみているんだろう
夢にしても普段のキャラと違い過ぎる…
何か過去のトラウマ的な記憶の夢を見て…え?…どんなトラウマ…??私もまだ知らない過去を背負って苦しんで…ええ!?
あまりに辛そうなので少し揺すって声をかけましたが旦那はそのまま静かに眠ってしまいました。
だが私は眠れない…!
気になって眠れない…!
旦那のトラウマが…!!(妄想が暴走する深夜3時)
次の日、やんわり旦那にうなされていたことを告げなんの夢を見ていたのか聞いてみることにしました。
全く覚えていないという旦那。
そもそも夢を見ない。
そう、これはこの出来事以前に聞いていたので知っていたんですが…。
あれだけ辛そうにしていたのに全く記憶にないと。
ただ、旦那の良いところでもあるんですが嘘つくとすぐ、すぅぅぐわかる。
私、元々嘘を見破るのが得意なんですが、そんな特技なくともうちの旦那の嘘はわかります。
目がざっぶんざっぶん泳ぐので。
本人も自覚があるので嘘つかないんです。
なので覚えていないというのは本当だとすぐわかったのですが…。
私には言えない闇を抱えているのではという想いは拭えないままでいました。
なんとその日の夜も旦那は酷くうなされていました。
やはり「ごめんなさい」を繰り返しながら、体は小刻みに震えています。
もう!これは!!起こして聞くしかない!!
トラウマを!!(助走付きの暴走する妄想)
思いっきり体を揺すって旦那の名前を呼びます。
旦那は震えながら私にしがみつくようにまだ何かボソボソ呟いていていました。
寝ぼけているのかと思いきや…。
「誰かいる…」
旦那がそう言ったのがハッキリ聞こえた瞬間、スーッと音を立てて背中が凍りつくのがわかりました。
部屋に、私たち以外の何かがいる…
その正体は…??
後半に続きます!
今回は旦那と同棲時代に起こったちょっと怖いお話。
私と旦那の霊感ですが、
私→幽霊を見たことがある。第六感がややある。程度。
旦那→皆無。
こんな2人ですが、同じ部屋で同じ幽霊を見た経験があります。
【ことの始まりは旦那のうめき声…】
ある晩のこと。寝ていると横で寝ていた旦那(当時は彼ですがややこしいので旦那呼びで進行します)が何やらうなされていてその声で目が覚めました。
そのうなされている内容を聞いてみると…
「ごめんなさい」
はじめは聞き取れなかったこの言葉が徐々にハッキリ聞き取れるくらいのボリュームになり「ごめんなさい」を繰り返しながら怯えて震える旦那を目の前に、私はうろたえてしまいました。
当時、付き合って2年経たないくらいの時期でしたが普段の旦那は私に弱音を吐いたり弱った姿を見せたことがありませんでした。
そんな旦那が目の前で小さくうずくまりながら体を強張らせ「ごめんなさい」をひたすら唱えている…。
なんの夢をみているんだろう
夢にしても普段のキャラと違い過ぎる…
何か過去のトラウマ的な記憶の夢を見て…え?…どんなトラウマ…??私もまだ知らない過去を背負って苦しんで…ええ!?
あまりに辛そうなので少し揺すって声をかけましたが旦那はそのまま静かに眠ってしまいました。
だが私は眠れない…!
気になって眠れない…!
旦那のトラウマが…!!(妄想が暴走する深夜3時)
【やんわり聞いてみた】
次の日、やんわり旦那にうなされていたことを告げなんの夢を見ていたのか聞いてみることにしました。
全く覚えていないという旦那。
そもそも夢を見ない。
そう、これはこの出来事以前に聞いていたので知っていたんですが…。
あれだけ辛そうにしていたのに全く記憶にないと。
ただ、旦那の良いところでもあるんですが嘘つくとすぐ、すぅぅぐわかる。
私、元々嘘を見破るのが得意なんですが、そんな特技なくともうちの旦那の嘘はわかります。
目がざっぶんざっぶん泳ぐので。
本人も自覚があるので嘘つかないんです。
なので覚えていないというのは本当だとすぐわかったのですが…。
私には言えない闇を抱えているのではという想いは拭えないままでいました。
【その晩もうなされる旦那】
なんとその日の夜も旦那は酷くうなされていました。
やはり「ごめんなさい」を繰り返しながら、体は小刻みに震えています。
もう!これは!!起こして聞くしかない!!
トラウマを!!(助走付きの暴走する妄想)
思いっきり体を揺すって旦那の名前を呼びます。
旦那は震えながら私にしがみつくようにまだ何かボソボソ呟いていていました。
寝ぼけているのかと思いきや…。
「誰かいる…」
旦那がそう言ったのがハッキリ聞こえた瞬間、スーッと音を立てて背中が凍りつくのがわかりました。
部屋に、私たち以外の何かがいる…
その正体は…??
後半に続きます!