深夜に鏡を見ると、なんだか不気味に感じることはありませんか。芋一郎(@cheesesama24)さんがTwitterに投稿した、創作漫画をご紹介します。女性が、深夜の4時44分に鏡をのぞき込むと、鏡の中からもう1人の自分が現れました。女性は鏡の世界に引きずり込まれ、人生を乗っ取られてしまうのですが…。4コマ「鏡の中の自分」 pic.twitter.com/Owat7eO6zM — 芋一郎 (@cheesesama24) March 22, 2022 きっと鏡の中から出てきた『もう1人の自分』は、女性の私生活が楽しいものだと思っていたのでしょう。しかし、女性の現実は、会社で怒られたり、恋人が仕事を辞めてしまったり、両親に「結婚はまだか」と詰められたり、散々な日常だったのです!この漫画には、「想定外の結末」などの声が寄せられました。・この発想はなかった!鏡の中の自分が、つらい現状を壊してくれればなぁ。・笑ったわ。お化けも怖がる現代社会。・取り込まれた女性が鏡の中から応援しているのがウケる。・もしかして、鏡の中の世界では反転しているので、とても生きやすい世界なのかも…。この漫画を読んだ後であれば、深夜に鏡を見てもあまり怖くないですね。[文・構成/grape編集部]
2022年03月24日実際の幽霊団地事件を基にした萩原みのり主演のホラー映画『N号棟』より特報と場面写真が解禁となった。本作は、2000年に岐阜県富加町にて実際に起きた幽霊団地事件を、「世にも奇妙な物語」を数多く演出およびプロデュースした奇才・後藤庸介監督による解釈で描いた“考察型”恐怖体験ホラー。主演には、近年話題作への出演が相次ぎ、昨年末に公開された主演作『成れの果て』での好演も記憶に新しい萩原みのり。共演には、子役時代から数々の作品に出演している実力派の山谷花純。『夏、至るころ』(20)、『衝動』(21)と主演作が続く倉悠貴、国内外問わず多くの賞を受賞している筒井真理子ほか、岡部たかし、諏訪太朗、赤間麻里子など若手からベテラン俳優が脇を固めている。この度解禁された特報では、萩原さん演じる女子大生・史織が幽霊団地で予測不能な現象に遭遇する様子を映し出している。同じ大学に通う啓太(倉さん)・真帆(山谷さん)と一緒に幽霊団地と呼ばれる団地へと足を踏み入れた史織を待ち受けるのは、不気味に蠢く住人やラップ現象。徐々に精神的にも肉体的にも疲弊し追い込まれていく彼女が行きついた先に待っていたものとは…? 謎めいた展開を予感させる映像となっている。併せて解禁となった場面写真では、何かを見て怯える史織の表情を捉えたものや、住人たちが踊り狂う不穏なカット、血まみれで作業する男の姿など、どれも本作のただならぬ雰囲気を物語っている。『N号棟』は4月29日(金・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:N号棟 2022年4月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©「N号棟」製作委員会
2022年03月04日モノモース(@mono_moosu)さんがTwitterに投稿した創作漫画をご紹介します。タイトルは、『恐怖体験』。その漫画は、幽霊以上に恐ろしいものがいることを教えてくれます…。4コマ「恐怖体験」 pic.twitter.com/ia0L6wb2G5 — モノモース『はたらく4コマ』連載中 (@mono_moosu) February 20, 2022 枕元に立っていた存在は、幽霊ではなく、人間…!眠っていた人物が「幽霊だー!」と叫ぶと、「幽霊じゃないですよ、足がありますから」と丁寧に教えてくれたストーカー。わざわざ、幽霊だと錯覚させるような頭巾を身に着けていることが、なおのこと恐怖をあおります!この漫画には「怖すぎるやろ」「幽霊より怖い」などの声が寄せられました。・怖すぎる。幽霊の真似をしているあたり、相当危ない人物。・幽霊のほうがまだマシだわ…たぶん。・素直に「ストーカーです」っていわれたところでゾッとする!・どっちにしても、結局怖くて笑ったわ。妖怪や幽霊よりも怖いもの。それは、悪意ある執念を抱いた人間でしょう…。[文・構成/grape編集部]
2022年02月23日宜保愛子さん’80年~’90年代に霊能者として、一躍お茶の間の人気者になった宜保愛子さん。その宜保さんが今また話題を集めている。「木村拓哉の次女のKoki,さんが映画に初主演するのですが、その舞台となった富山県の坪野鉱泉は“あの宜保愛子さんも潜入を拒否した心霊スポット”としてキャッチコピーに使われています。そのため、『牛首村』の話題とともに宜保愛子さんが検索ワードにあがっているんです」(スポーツ紙記者)’03年に亡くなって約20年を経て再び注目される宜保さんの伝説とは?霊視がきっかけでビートたけしは酒をやめた1991年にバラエティー番組『たけしの頭の良くなるテレビ』でビートたけしと共演した際、突如たけしの守護霊である和服姿の老女が見えたという宜保さん。さらに守護霊が見えた後、たけしの顔や目が黄色に染まったのを見たという。この守護霊はたけしの母方の祖母であり、たけしが芸達者なのは、若いころに義太夫語りの花形スターだったこの祖母ゆずりだと言われている。すると守護霊は宜保さんに「この子にお酒とタバコをやめさせてしまわないと命までなくなります」と頼んできたそうだ。宜保さんはたけしに守護霊の女性の着ている着物の柄を伝えて、口調も似せて「お酒とタバコをやめなさい。このままの状態を続けると命が危ないかもしれませんよ」と伝えたところ、たけしは「間違いない、うちのおばあちゃんだ」と忠告に真剣に耳を傾けたという。このころのたけしは長年の飲酒と喫煙、多忙による睡眠不足で胃と肝臓がボロボロ状態だったが、これ以後タバコと酒をきっぱりやめたという。1994年のバイク事故でケガを負ったものの重傷は免れ九死に一生を得た。2021年にはつるはしを手にした男に襲われる事件でケガを負うなどしたが軽傷ですんだ。今も祖母の守護霊がしっかりと守っているのかもしれない。宜保愛子の霊視に魅せられたのはビートたけしだけではない。「黒柳徹子さんは自らの番組に宜保さんをゲストに呼び、霊視について興味津々で話が盛り上がりました。ほかにも陸上のカール・ルイスといった外国人スポーツ選手まで、多くのスターが宜保さんの霊視を希望したんです。みなさん口をそろえて“どうしてそんなことまで知っているの?”と言うんです。事前にリサーチのしようがない情報をピタッと当てますから」(テレビ局関係者)“霊界の宣伝マン”の丹波哲郎も「宜保さんの霊視能力は本当に素晴らしい」と肯定している。1988年から始まった『女性自身』の連載「宜保愛子のスター心霊対談」の第1回では、ゲストの林寛子の守護霊は父親で、ソバ好きであると語って林を驚かせた。林は「どこのタレント名鑑で調べたって私の父親の好物までは当てられないでしょ」と発言している。またテレビ番組『驚異の霊能力者 宜保愛子』では、渡辺正行が子ども時代を過ごした実家の様子を詳細に言い当てていた。驚くことに、霊視した当時その家はなく、新しく建て替えられてしまっていたのにもかかわらずだ。ほかにも舛添要一の自宅に飾ってあった絵のことや、福澤朗の自宅の間取りや置いてあるオーディオ機器のこと、山口美江さん(享年51)の飾り気のない部屋の様子などもピタリと言い当てている。『日曜スペシャルこれが宜保愛子の霊能力だ!』ではフリーアナウンサーの逸見正孝さんの発病も予言。「逸見さんには胃がんで亡くなった弟さんがいたんです。宜保さんは“このままだと兄も僕と同じ病気になるから気をつけて”と弟さんが言っていると逸見さんに忠告。そのわずか1年後、逸見さんは胃がんで亡くなりました」’99年、コンピューターが誤作動するのではないかと「2000年問題」が騒がれた。当時、宜保さんはネット上で活発に活動していたという。’00年に、心霊現象を否定する大槻義彦教授が「霊能力というものの存在が証明されれば、私は大学を退職するし、これまで書いた本をすべて絶版にします」と宣言したことで、宜保さんはテレビから姿を消し、「電脳武装化中」であると週刊女性で報じている。そして記事は「閉ざされた場所ではなくて、再びテレビという舞台で、自らの主張を論じてほしい」と結んでいる。しかしまだ電話線でネットへ接続する“ホームページ黎明期”であった20年以上前、すでに現代のネット社会を先取りしていた宜保さん、これぞ慧眼と言うほかない!?霊は本質的に悪いものじゃない霊能者といえばおどろおどろしいイメージだが、宜保さんは明るい人としても有名だった。「よく笑う人でした。ミーハーでお笑いが好きな一面もあったんですよ。相手が傷つくことは絶対に言わなかったし、霊の存在を脅しに使うようなこともしなかった。霊能者である以前にいい人でした」と、宜保さんの書籍を担当した編集者の五十嵐咲江さんが人柄を振り返る。1991年にはアイドル誌の『明星』のグラビアを飾り、ファッション雑誌『MORE』では、霊についてこう発言している。「霊の本質って、決して悪いものじゃないんです。むしろ優しくて、私たちがちゃんとしてあげれば、それなりにきちっとしてくれるのが霊なんです。それこそギブ・アンド・テイクなの。霊の世界はおどろおどろしくない。だから、できるだけ明るく話したいんです」とんねるずのバラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげです』では、石橋貴明が宜保愛子さんのパロディー「宜保(イボ)タカ子」に扮し、木梨憲武扮するみのりもんた(みのもんたのパロディー)と女優やタレント、女子アナと心霊スポットなどを巡る「宜保タカ子と行く心霊体験バスツアー」というコーナーがあった。当時、宜保さんがどれほど人気があったのかがわかるだろう。とはいっても、石橋が「イボイボ……」と言いながら鼻の下にあるイボを触ってニセの霊視を行い、「除霊しないと」と松本伊代や宮沢りえの頭をスカートの中へ押し込むなどしたり、ロケ先ではドッキリや爆破で驚かしてリアクションを取る肝試しのような内容で、小学生たちの間では“イボイボ……”が流行語に。しかし1993年12月30日に放送された富士の樹海へのバスツアーの際、ロケで天然記念物の氷穴を荒らしたり、ゴミを放置して帰ったことなどが問題となり、番組自体が終了(後に『とんねるずのみなさんのおかげでした』として復活)することに。20年経ってもその名は轟いてほかにもまだまだ多くの伝説を残している宜保さん。「“宜保愛子が逃げ出した”、“宜保愛子が拒否した”などとうたえば箔がつくので、当時から心霊スポットの宣伝文句として使われたものです。それが宜保さんが亡くなってから20年がたった今でも使われるなんて。最強の霊能者としてのパワーは健在ですね。ですが、実際に宜保さんが坪野鉱泉を拒否したということはないはずですが……」(ミステリー雑誌記者)『牛首村』がヒットするかも宜保さんには視えている!?霊とともに生きた宜保愛子さんの人生1932年、神奈川県横浜市生まれの宜保愛子さん。3歳のときに弟が持っていた火箸が左目に当たって1年間闘病生活を送り、なんとか失明は免れたものの、視力がかなり落ちてしまった。しかしこのことによって、それまでぼんやりとしか見えなかった霊の姿が立体的に見えるようになったという。また霊の音は生まれつき聴力が弱い右耳で聞こえるそうだ。幼少期、浪花節が好きだった父に連れられて舞台を見に行った帰り道、タバコ屋のおばさんを見て「あのおばちゃん、もうじきおじちゃんと一緒に死んじゃうよ」と父に言って叱られるが、1か月もたたないうちに浮気相手だった近所のパン屋の主人と毒を飲んで死んでしまったため、母から「気持ちの悪い子だね。これでも本当に私が産んだ子かしら」と言われてしまった。自分の霊能力にはっきりと気づいたのは小学1年生、6歳のときで、仲よしだったあや子ちゃんが突然ジフテリアで亡くなったにもかかわらず、彼女が遊びに誘ってくる声や、履いていた下駄の音が聞こえるようになったのが始まりだ。さらに近所で起こる火事と出火原因を予言したり、水死者からのメッセージが聞こえたり、盗まれたものの在りかを言い当てたり、同級生が空襲で死んでしまうことを感じ取ってしまったことも。近所でも評判の霊感少女となり、相談者がひっきりなしにやってきたという。21歳のときに大病を患い、臨死体験をしたことで霊能力がなくなってしまった宜保さん。しかし面倒くさい霊が見えなくなったことに歓喜、「バンザーイ、私は正真正銘、普通の人だぞ」と叫んだそうだ。その後、結婚して3人の子に恵まれるが、末っ子が幼稚園に上がってひと安心した38歳のとき、再会した友人の左肩のところに「崩れた墓のイメージ」が見えて霊能力が復活、テレビや雑誌などで活躍することになった。テレビの視聴率は20%超、著作もベストセラーを連発、雑誌『週刊SPA!』では写真家・篠山紀信によるグラビア撮影にも挑戦した。さらに講演会も開催、各地で満員となった。番組に出演すると局の代表電話がパンクしたり、個別の鑑定は行わないので金品写真をお送りいただいても返却できませんというテロップが出るほどの人気だった。自宅にも電話がひっきりなしにかかってきて、電報が届いたり、家の前で待ち伏せする人もあったほどだ。しかしバッシング報道などもあり、1994年が最後のテレビ出演となった。2002年には8年ぶりにネプチューンのバラエティー番組『力の限りゴーゴゴー!!』に出演。2003年にも同番組に出演したが、同年5月6日に胃がんのため死去。享年71。
2022年02月18日肩が重いなと感じた時、肩こりや姿勢の悪さなど、さまざまな原因が考えられます。中には、肩こりの原因を「霊が憑いている」と考える人もいるようです。漫画家のジョンソンともゆき(@tomo_yuki2525)さんの、クスッと笑ってしまう創作漫画をご紹介します。「最近、右肩が重い」と訴える男性が、霊能力者に見てもらったところ…。霊視 pic.twitter.com/C7TOR04ENo — ジョンソンともゆき 『ゆかいなまんが』発売中 (@tomo_yuki2525) January 3, 2022 肩の重さは、霊が原因でした。しかし、霊は男性に固執していたのではなく、ただ待ち合わせ場所として利用されていたのです…!この漫画には、「じわじわくる」といった声が寄せられています。・ちゃんと「着いた」が「憑いた」になっているのが好き!・プロポーズの言葉は「一緒に成仏しようね」かな…?・この発想はなかった…!じわじわ笑えてくる。ジョンソンさんは、自身のブログで漫画の続きを公開しています。続きでは、霊に憑かれた男性がさらに不憫に思える展開に…!気になった人はチェックしてみてくださいね。ジョンソンともゆきの漫画ブログ[文・構成/grape編集部]
2022年01月04日HAL撮影/北村史成暑い夏、怪談で涼しくなりた~いって人も多いはず。でも、霊に憑かれちゃったらそれどころじゃない☆「もし憑いちゃったら!?」「憑かないように予防できる!?」そんなみんなのお悩みに、最強霊能者がお答え!!■暗くて怖い場所にいる霊はまともじゃないいよいよ夏本番。肝だめしで心霊スポットに足を運ぶ人も増える時期だが……。「絶対に近寄らないで!」と、強く警鐘を鳴らすのは、琉球ユタのHALだ。「暗くて怖いところにいる霊は、そういう場所が好きなんです。霊だってもとは生きた人間。それぞれに性格も違うし、好みもある。で、そんな場所が好きな霊に、まともなやついないでしょ?」霊がもともとは生きた人間だったら、心霊スポットでなくても、われらの生活圏にウヨウヨいるってこと?「いるよ!ボクはオバケって呼んでる(笑)。視える人、視えない人あるけどね☆」カジュアルに答えてくれたのは霊能者のシークエンスPAPAとも(以下、PAPA)。ええ、そんなの怖すぎ。では、まず視える人々が“いる”と口をそろえる、わが週刊女性編集部を見ていただこう!【Part1】まずは編集部をお祓い☆◆編集部の一角には巨大な霊道が通っていた「ああ……あそこだね」編集部に入るなり、ずずいといちばん奥へ足を運ぶPAPA。そのあたりはまさに“視えるタイプ”のスタッフが、よく霊を目撃する激アツゾーンではないか!なんの前情報もなしに……。驚愕する取材班を尻目にPAPAは、「うん、大きい霊道がね、ドーンと通ってるの。オバケの通る道ね。(向かいのビルを指さして)あのビルから、こっちに向かって。ここ7階だしね。だいたい5~7階くらいの高さなの、霊道って」と、おっとり解説。うええ!それって祓えるタイプじゃなさそうだけど……。「そう、祓えない。でも通り道だから、しょうがないよね」こともなげに言うPAPAに、ずっと深夜1人の作業時におびえていたスタッフたちもうっすら納得。そっか。しょうがないもんね。だが次の瞬間、グラビア班デスクTの言葉に全員が固まる。■PAPAのお祓い、腕前を拝見!「いまPAPAさんが指さしたあのビルですが、昔、飛び降り自殺がありました……」そのビルはまさに編集部と同じくらいの高さ!ギエー、やっぱ怖いよ~!!「あ、霊が来る方向に向けてお札貼ればいいよ。“ここは避けて通ってね”って。あと、できたら東に向けて神棚をつくって。それでもっと雑誌も売れると思うよ!」と、PAPA。その後すぐお札を貼った取材班であった。あとは編集長、神棚つくってくださ~い!【Part2】気になるお年ごろ悩める乙女をお祓い☆◆男友達の霊の影響で縁遠く次のお祓い対象は都内在住のyunaさん。美貌と若さを持ちつつも“ろくな恋愛をしていない”彼女を(勝手に)憂えた(失礼な)記者が緊急招集☆その希望者の多さから最近では“個人鑑定”も行うというPAPAの腕前をさっそく拝見した!「言いづらいことも言うよ」目を見つめ、おもむろに語り始めたPAPA(以下同)。「あなたについているご先祖はみんな女性なの。しかも地位もプライドも高いけど、結婚に恵まれなかった人ばかり。その人たちが“結婚なんてしなくていい”って言ってる」自分たちが添い遂げた経験がなかったので、結婚=幸せという概念が皆無だという。「実は女性の先祖しかついてない女性って縁遠いの。だから、亡くなったおじいちゃんにお願いしようね。心の中でおじいちゃんを思い出して“おじいちゃん、近くに来て!素敵な恋愛したいんだけど”って甘えて頼めば大丈夫!」異性の身内の霊がついてくれれば、じきにいいご縁がつくそう。そもそも、亡くなった身内へのお願い事は聞き入れられやすい。実際、PAPA自身も初めて危険な霊と対峙した際“おばあちゃん、助けて!”と頼ったという。しかし、yunaさんの問題はそこだけではなかった。「若い男の子が憑いている。あなたのことを少し好きだったみたいだ。思い当たる人がいるでしょう?」yunaさんの頭に浮かんだのは、大学時代の男友達。ある日、突然“教室まで送るね”と手をつないできた彼。告白などはなかったが、ほどなくして亡くなった、と人づてに聞いた。死因は不明だ。「その彼がいると、ダメなの。男の人が寄ってこないし。じゃあ、ボクがもらうね」yunaさんの肩に手を置き、3分ほど念じたのち……「もう大丈夫だよ。これからは恋愛に前向きになれるよ」と、お祓いは終了した。「亡くなる瞬間にチラッと好きだった人を思い出して憑いちゃう霊もいる。憑かれた側は、自分ではどうにもならなそうなときは、ボクらみたいなプロに相談するといいよ」【Part3】教えてHALさん、自力で祓う方法は?◆“自分は自分”と考え、外では“危うきに近寄らず”「霊がいる・憑くってのは当たり前。人間でもいるでしょ?因縁つけてくる人。“目が合った”とかの理由で憑いてくるのはそんなタイプ」と、語るのは前出・HAL(以下同)。では、そんな因縁系の憑依を予防するには?「なるべく“憑かないように”生活すればいい。意外とイイのは“外に出たらイヤホンして、スマホ見て歩く”こと。自分の世界に閉じこもってたら、因縁もつけられないもん。ただ人間社会だと歩きスマホは怒られるけど(笑)」それが死んだ人の霊の話なら、生きた人が出す“生霊”はどうやって避ければ?■いい感じの“鈍感力”を鍛えて「生霊は無理。その場では祓えても結局、人間関係が改善されなかったら戻ってくる」え、生霊って最凶なの?「今はスピリチュアルでいう“風の時代”、それは自分を持った人が成功する時代。人に簡単に心を開かない。好奇心を無駄に出さない。“自分は自分”と思えば大丈夫」つい他人と比較して、嫉妬とかしちゃうけど……。「それはダメ。自分も生霊を出さないように、いい感じの“鈍感力”を鍛えて。他人は他人。マイペースでね!」それでも憑く霊は、塩と水で祓う。プラス、HAL流テクも伝授してもらったよ☆◆「自宅には結界をはる」「憑いたものは落とす」生活を「塩と水が清めの基本!」というHALが先ほどオススメしたお清めアイテム、リ●ッシュ。これには理由が。「霊には霊臭という嫌なニオイがある。リ●ッシュは脱臭効果があって、しかも成分がアルコール。酒もお清めアイテムだし、よくできてるよね」家で嫌なニオイがしたら、即行スプレーしてヨシ!■始めよう! 自宅の“霊対策”「もちろん霊を自宅に入れないのがベスト!玄関外に神様への捧げものである盛り塩をして“神様がいるから入れない”と霊に思わせ、結界をはるといい。それでも靴などについて入った霊は、家のあちこちで落とす努力を!」履いた靴がクサイのは蒸れたせいだけじゃない(震え)。「あれも霊臭。だからリ●ッシュをかけて、靴箱には脱臭剤を。炭を置くのもいいね」玄関の盛り塩で守りを固め、風呂のお湯で身を清める。「特に夏場はシャワーだけになりがちだけど、ちゃんと浴槽にお湯をはり、使ったら流す!少なくとも週1回は湯船に首までつかろうね」つまり家も自分も、ニオイや汚れは禁物だ。霊を祓って、夏を快適に過ごそう!★いちばん大事なのは玄関!・玄関外側に盛り塩を玄関外側、扉の左右両側に、できたら白い八角皿を使って塩を盛り、結界を。・消臭スプレーを使うニオイ=霊臭と思うこと。帰宅したら靴も服もリセッシュで消臭!・靴にはシューキーパーを入れ、靴箱にしまう汚れた靴が置きっぱなしだと“また履くから”と霊が靴にとどまる。毎回しまおう。★清めに欠かせない風呂・できれば帰宅時と朝に入浴帰宅時は憑いてきた霊を祓うため、朝は憑かない状態にするため入浴を。・ロングヘアはよく洗う憑きやすいのが不潔なロングヘア。ブラッシングと洗髪で汚れを落として。★寝ている間が大事な寝室・遮光カーテンを閉めて睡眠中は魂が身体から抜けて守護霊と対話をする時間。しっかり暗くして。・ぬいぐるみは絶対置かないぬいぐるみは霊が入る。特にクレーンゲームのぬいぐるみは“取れなかった悔しい”念もこもっているので避けよう。■なんでもオバケのせいにしちゃダメ★汚れは厳禁! トイレ・用を足したらフタをして流す汚物を流すとき、水とともに憑いた霊が空気中に散る。フタをして封じ込めて。★汚さないのが鉄則キッチン・汚れた皿はためない汚れや生ゴミは霊の大好物。使った皿はすぐ洗い、できれば水けをふき取る。★家族の気をそろえる居間・帰宅時、居間に入る前に入浴を家族の気をそろえる場。弱った状態で入るとほかの家族に悪影響が。身を清めてから居間に!★“出かける前に塩”も予防にオススメ!家を出る前に背中に塩を3回かけ、3回なめるとお札がわりに☆■「霊はいるもの。共存して」霊能者たちが伝えること「32年前、初めて視えたときは漏らしそうになったけど(笑)、親戚の葬式なんかで死んだ本人に会えるのはうれしかった。オバケはいるけど、なんでもオバケのせいにしちゃダメだよ」(PAPA)「霊はただの死んだ人間。パワーは生きた人間のほうがあるんだから、おびえなくていい」(HAL)。2人にとって霊は“ただそこにいるもの”。いま現在、生きているほうが強い。死者に振り回されず、人生をまっとうするのが正解のようだ!【教えてくれた最強霊能者たち】HAL●週刊女性で連載していたことでもおなじみ、琉球最強にして最後のユタ。年間1万人、累計20万人をカウンセリング。その驚異的な的中率はもはやレジェンド。今年3月からYouTubeチャンネルも開設。シークエンスPAPAとも●“視える芸人”シークエンスはやともの実父。芸人やタクシードライバーなど数々の職を経て霊能者に。霊能力は息子超えの“祓える”最強パパ。テレビ出演、YouTubeチャンネル、SNSでも活躍中!〈取材・文/大西鮎子、週刊女性お祓い取材班〉
2021年08月08日昨年、趣向を凝らしたオンライン配信で一部が上演され話題となった『未練の幽霊と怪物』―「挫波(ザハ)」「敦賀(つるが)」―が、いよいよライブ上演でその全貌を現す。夢幻能の形式にこだわった作・演出の岡田利規と、能では狂言師がつとめるアイの役割で登場する片桐はいりが語る、本質的な演技論としての能の有効性について。役者は幽霊のようなもの岡田僕が能を意識するようになったのは、なんとなく稽古場で「なんか役者って幽霊みたいだな」とぼんやり感じたのが発端、というのがいちばんしっくりくる答えです。ふつうの人間は、別に誰に見られなくても存在しますけど、役者って、見られてることによって存在すると、僕は思っているんですね。で、幽霊もそうだと思うんです。誰にも見られていない幽霊っていうのは、ちょっと変だろうと。片桐見られることで存在する……。岡田そうです。同じように、役者も観客に見られることで存在する。役者=役ではなく、役者=役を投影するスクリーンであると。そう考えるようになったのは、演劇はその人物でもないのにその人物であるかのように演じるという、ヘタするととんでもなくばかばかしい行為なのに、なぜそう見えないのか、と疑問を持ったのがきっかけです。演劇を観る人は、役者=登場人物と思っているかもしれないけど、厳密に言うとそうじゃなくて、観客の想像力が使われることで、そう見えているんですよね。そしてその観客の想像力は、役者が演じないと生まれない。そういう構造が、演劇というものの中にはあると思うんです。(幽霊が主人公になることが多い)能は、この役者=役を投影するスクリーンであるということを、すごく分かってるな! と思ったんです。片桐昨日の稽古で、能の役者は鏡みたいなものだという話が出ましたよね。それを聞いた時に、役者は何かを表現するものではなく、映すものだということかな、と思ったんです。そしてその精度というか、透明度がより高いのが、能なのかなと。お客様の想像力がそこに映って入り込んでいくためには、その役者の濁りみたいなものが、あまり出ない方がいい、ということとは違うんでしょうか。岡田どうでしょうね。そこはまた別で、濁りは、ないとつまらないと思うんですよ。片桐そうか、そうですよね。なんて言えばいいんだろう、個性とも違うし、こちらの「意図」ということですかね。役者のよけいな意図がない方がいい、ということなのかな。岡田昨日はワキ(主人公であるシテの相手役で、現実に生きている人間という設定)がシテと出会った際に、相手に対して何を感じているかみたいなリアクションは、能においては不要だという話をしたんですよね。なぜ不要かというと、ワキは観客(の想い)が映っている鏡だから、と。片桐私はそれを、ふだんの演技を見る時に応用して考えてしまっているだけなんですけども、「鏡みたいになれたらいいのにな」と思ったんです。だっていま日常で目にしている演技は、あまりにも雑味が多いから。私は子どもの頃、役者というのは役になり切って、まるで別人になっちゃうすごい体験に違いないと思っていたんです。でも実際にやってみたら、まるで何も起こらなくて「何このつまんない仕事」って思ったとこから始まる演劇人生なので(笑)、憑依的な演技とは無縁なんです。まあこれは、塩味と甘味どっちが好きか、くらいの好みの問題でしょうけど、私としては能の話や岡田さんの話を聞くと、「そうそう、そっちの味が好き!」と傾きがちになりますね。能の政治性をアイに託す岡田能は美的な形式性が高いから、テキストは逆にポリティカルというか、ストレートに語られていてバランスが取れてる、と僕は思っているんです。幽霊自体もポリティカルな存在なので、政治的な作品を作るのに能の形式は打ってつけだと思うんですが、とはいえ、いちばんストレートな部分をシテが担うのはあまり得策じゃないと思って、今回はアイにやってもらうことにしました。片桐本来のアイは、物語をかいつまんで、ちゃんと説明しなきゃいけないんですよね。岡田前半と後半をつなぐ役割で、前半に起きたことを説明し直す、という感じですね。あとシテがいる間は、場のテンションが上がってちょっと疲れますから、いったん緩めたりすることも必要じゃないですか。片桐私がやることでわかりにくくなったら困るなぁと思ったんですけど、まあこう言うのはちょっと安易ですけど、幕間のコントみたいなことですよね。岡田そうですそうです。片桐だとしたら、楽しいと思います。観る方にとっては、「能? しかもそれをイマ風に? なんか、ちんぷんかんぷんなんでしょ?」みたいに思われるかもしれないけど、音楽の生演奏と歌のライブがあって、ダンスもあって、ちょっとコントっぽいところもあって、すごいエンタメ!って、思っちゃいますけどね。岡田歌というものが持っている力そのもの、踊りが持っている本来の魅力、そうしたものがぜんぶ使えるという、たいへんよい形式ですよね。それと、能はふつうアイの登場部分では音楽は演奏されませんけど、今回は、アイのはいりさんと演奏の内橋和久さんとの間にも音楽的な関係があるので、それもぜひ楽しみにしていただきたいです。片桐ほんと、ふつうにすっごく楽しいですよ(笑)。取材・文:伊達なつめ撮影:源賀津己公演情報『未練の幽霊と怪物』-『挫波』『敦賀』-作・演出:岡田利規音楽監督:内橋和久演奏:内橋和久 / 筒井響子 / 吉本裕美子出演:森山未來 / 片桐はいり / 栗原類 / 石橋静河 / 太田信吾 / 七尾旅人(謡手)【神奈川公演】2021年6月5日(土)~2021年6月26日(土)会場:KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ【豊橋公演】2021年6月29日(火)・30日(水)会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール【兵庫公演】2021年7月3日(土)・4日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールチケット情報
2021年05月20日香咲さくら(@KasakiSakura)さんの創作漫画『幽霊に嫌われている男の子の話』をご紹介します。主人公は、幽霊が見える男の子。彼は幽霊から嫌がらせを受けているといい、ある日の通学途中、進路を邪魔されていました。幽霊たちいわく「目的があっての嫌がらせ」だといいますが、その意味とは…。『幽霊に嫌われている男の子の話』【創作漫画】幽霊に嫌われている男の子の話 pic.twitter.com/4H259B9h0v — 香咲さくらエアコミケ3糸目色紙 (@KasakiSakura) May 4, 2021 「嫌いだから、まだ『こっち』には来てほしくない」と語る3人の幽霊。幽霊たちによって命を救われた男の子は、自分が受けていたのは嫌がらせではなかったことに気付いたはずです。一体なぜ幽霊たちは男の子の命を救ったのか、彼らの関係性も気になる『幽霊に嫌われている男の子の話』。意表をついた展開は反響を呼び、漫画に対してさまざまなコメントが寄せられています。・嫌いどころか大好きじゃん!・意味を理解できた瞬間、ゾクゾクとしました!・ラストで「目的は果たせたから」といっている時の、幽霊3人組の表情が好き。男の子は命を救われたものの、すでに亡くなっている幽霊たちの『その後』はどうなるのでしょうか…。成仏したのか、あるいはこれからも男の子のピンチを救うため、現世にとどまるのかもしれません。しかし、実は心根が優しい幽霊たちだったからこそ、願わくば天国に行ってほしいと多くの読者が願ったはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年05月05日親は『保護者』という呼び名の通り、本来は子供をあらゆることから守る立場です。しかし、悲しいことに役目を放棄する親も存在します。漫画家の花乃軍(@k193com)さんが描いたのは、母親にネグレクト(育児放棄)をされている少女のエピソード。父親は行方をくらませている上に、母親は新しい恋人に夢中で、誰も少女のことを見てくれません。絶望的な状況で少女がとった行動は、生きているか分からない父親を都市伝説の降霊術で呼び出すことでした。いつもうしろにいるパパの話(3/3) pic.twitter.com/LSuZN4iAdj — 花乃軍❁乙俺リロード1巻発売中! (@k193com) May 2, 2021 降霊をした日から、誰よりも近くでずっと少女を見守ってきた『パパ』。彼の正体は、少女の本当の父親ではないのです。すっかり立派な女性に成長した少女は、結婚式の日に「絶対に振り向いてはいけない」という約束を初めて破り、『パパ』の顔を目にします。しかし、彼女の中ではずっと守ってくれた『パパ』であることに違いはありません。姿が消えてしまっても、彼は父親として雲の上から見守ってくれるのではないでしょうか。漫画は拡散され、コメントやおよそ10万件の『いいね』が寄せられました。・こんなの泣いてしまう。なんて素敵な話なんだろう。・何度も読み返してしまった。彼は立派な『パパ』だよ…。・怖い話かと思ったらいい話。もっと多くの人に読んでほしい。血のつながりではなく、どれだけ愛を注いだかが2人にとっては親子の証なのでしょう。切なくも美しい親子のエピソードは、多くの人の心に響きました。[文・構成/grape編集部]
2021年05月04日家の幽霊みたいな更地を見つけた。toshibo(@JIYUKENKYU_jp)さんが、そんなひと言とともにTwitterに投稿したのは1枚の写真。どうやら、隣のマンションと隣接しすぎたために、塗装が出来なかった部分があり、そのまま残ってしまったといいます。「これはすごい」「目がおかしくなったかと思った」などの声が上がった写真をご覧ください!家の幽霊みたいな更地を見つけた。隣のマンションと隣接し過ぎて塗装出来なかった部分がそのまま残ってしまった様だ。 pic.twitter.com/pF5VrMfhBt — toshibo|変わる廃墟展 4.3-4.18 (@JIYUKENKYU_jp) April 19, 2021 「どうなっているの!?」と写真を拡大してみたくなってしまうほど、見事に家の形が残っている外壁。まるで、まだ家があるかのように見えてきますよね!投稿には「とても芸術的」「一瞬、理解が追いつかない」「面白いですね」などの声が上がっていました。同じように家が近すぎて塗装できていないというところは、ほかの場所にもあるようです。このように、家の塗装に注目しながら散歩をするのも、楽しいかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年04月21日旦那と同棲時代に住んでいた部屋で起きた不思議な体験。毎晩うなされていた旦那が見たものとは…「誰かいる」と言う旦那でしたが、もちろん実際には部屋に誰もいませんでした。そう伝えてもずっと震えてる旦那。怖くなる私。これはもう溺れてパニックになってる人を助ける時は殴って意識なくす方式取ろうかなと脳裏を過ぎりましたが旦那の口から「おじいさんがいる」そう聞こえたと瞬間「よし、殴ろう」そう私に決意させましたがその直後に旦那の意識が戻りました。しかし今回は意識が戻った後に「知らないおじいさんが…」と言っていてゾッとしました。一体なんだったのか…。旦那も普段夢を見ないせいか夢にしては妙にリアルだったと。そしてその日の晩、私の身にも奇妙なことが起こります。人生初の金縛りにあいました。本当に体がピクとも動かない。意識も変な感じ。部屋にいるのに部屋じゃないような。異様に暗い所にいる感覚がしました。そして…いる、誰か。私の上に。金縛りで目が開かいのに何故か黒いシルエットが見える。そして、おじいちゃんだと言うこともわかりました。その黒いシルエットは少しづつ近づいてきて私の顔を覗いていました。するとさっきまで動かなくった目が勝手に開きそうになり、私は必死に抵抗して目を閉じようとしたのですが…見たくない…!そう思えば思うほどすごい力で目をこじ開けられていきます。そしてついに、目が開いたその瞬間「やんのかコラァァ!」そう叫んでました。実際には声が出なかったので強く念じた感じです。あの…今まで生きてて言ったことないんですけど。「やんのかコラァァ!」本当に。大半の女子は言ったことないでしょうけど。幽霊に言いました。はじめて。そしたら、ヤンキーじゃんって思ったかはわからないのですがススス…っておじいちゃん(幽霊)後退りして消えていったんです。その後は深いため息ついて寝直しました。翌日私は40度の高熱を出しました。【後日談】実はその後、金縛りに2回、おじいちゃんにも一回あいました。2回目のおじいちゃんは、旦那に憑依して私の横に寝てたんです。この時も金縛りにあってたんですがなぜか首だけ動かせて、横見たらおじいちゃん、寝てた。「何勝手に横に寝てんだ」そう念じたら消えました。その後もう一度金縛りにあったけど、おじいちゃんは出てこなかったです。完全にヤンキーだと思われたんでしょうか。結局、この部屋は引っ越したのですがその後私も旦那も金縛りにあったり幽霊に遭遇したことはありません。同棲中の彼(旦那)とまさか幽霊までシェアするなんて…。全く奇妙な体験でした。
2020年11月18日気づいたら夏もすっかり終わったこんな時期ですが、ちょっとヒンヤリするお話はいかがですか??今回は旦那と同棲時代に起こったちょっと怖いお話。私と旦那の霊感ですが、私→幽霊を見たことがある。第六感がややある。程度。旦那→皆無。こんな2人ですが、同じ部屋で同じ幽霊を見た経験があります。【ことの始まりは旦那のうめき声…】ある晩のこと。寝ていると横で寝ていた旦那(当時は彼ですがややこしいので旦那呼びで進行します)が何やらうなされていてその声で目が覚めました。そのうなされている内容を聞いてみると…「ごめんなさい」はじめは聞き取れなかったこの言葉が徐々にハッキリ聞き取れるくらいのボリュームになり「ごめんなさい」を繰り返しながら怯えて震える旦那を目の前に、私はうろたえてしまいました。当時、付き合って2年経たないくらいの時期でしたが普段の旦那は私に弱音を吐いたり弱った姿を見せたことがありませんでした。そんな旦那が目の前で小さくうずくまりながら体を強張らせ「ごめんなさい」をひたすら唱えている…。なんの夢をみているんだろう夢にしても普段のキャラと違い過ぎる…何か過去のトラウマ的な記憶の夢を見て…え?…どんなトラウマ…??私もまだ知らない過去を背負って苦しんで…ええ!?あまりに辛そうなので少し揺すって声をかけましたが旦那はそのまま静かに眠ってしまいました。だが私は眠れない…!気になって眠れない…!旦那のトラウマが…!!(妄想が暴走する深夜3時)【やんわり聞いてみた】次の日、やんわり旦那にうなされていたことを告げなんの夢を見ていたのか聞いてみることにしました。全く覚えていないという旦那。そもそも夢を見ない。そう、これはこの出来事以前に聞いていたので知っていたんですが…。あれだけ辛そうにしていたのに全く記憶にないと。ただ、旦那の良いところでもあるんですが嘘つくとすぐ、すぅぅぐわかる。私、元々嘘を見破るのが得意なんですが、そんな特技なくともうちの旦那の嘘はわかります。目がざっぶんざっぶん泳ぐので。本人も自覚があるので嘘つかないんです。なので覚えていないというのは本当だとすぐわかったのですが…。私には言えない闇を抱えているのではという想いは拭えないままでいました。【その晩もうなされる旦那】なんとその日の夜も旦那は酷くうなされていました。やはり「ごめんなさい」を繰り返しながら、体は小刻みに震えています。もう!これは!!起こして聞くしかない!!トラウマを!!(助走付きの暴走する妄想)思いっきり体を揺すって旦那の名前を呼びます。旦那は震えながら私にしがみつくようにまだ何かボソボソ呟いていていました。寝ぼけているのかと思いきや…。「誰かいる…」旦那がそう言ったのがハッキリ聞こえた瞬間、スーッと音を立てて背中が凍りつくのがわかりました。部屋に、私たち以外の何かがいる…その正体は…??後半に続きます!
2020年10月05日皆さんこんにちは。寒さの来る秋が待ち遠しいかわベーコンです。猛暑いらない…。さて、今回はちょっと怖い話でもしようと思います。まだ暑いですからね。昨今は、そういう番組も少なくなりましたね。先日、放送していた貴重なホラー番組も、子どもの「怖いからやだ!」で見事に私はチャンネル戦争に負けました。同じようなママさんパパさん達に恐怖をお裾分けするよ(いらない!?)むかーし、まだ実家に住んでいて、娘がおなかにいるときの話です…■誰かが布団の周りを歩いている気配を感じた確実にドアがゆっくり開いて、何かが周りを歩いていたはずなんですが…母の言葉に凍りついた。おなかを踏んでこなかったので、ご先祖様か誰かが、私が健康状態を心配して出てきてくれたのだと思いますが…。ちなみに子どもが生まれて少したってからも、夜中に黒い影が控えめにのぞき込んでいた、なんてことがありました。しかし「ひいじいちゃん?」っと言ったら、静かに消えていったので、多分私の大好きだったひいじいちゃんだったのかなー、と思っています。ひ孫だからね。きっと見たかったんだと…。さて、そんなほっこり? なホラーエピソードもありますが、わりと最近あった怖い話もしましょう。その日は別に寝苦しい気温でもなかったんですけど、なんだか息苦しくてうっすら起きたんです… ■金縛りにあい、背後にいた黒い物体が口の中に!ガチのホラーやんけ…。私の背後にいた黒い物体が、口にズモモモって入ってきた瞬間…やべぇ!! って思って必死でもがいたら、金縛りもとけて、黒いのもいなくなっておりました。マジで怖かった…。後ろでハアハアしてんな!! 変態か!?その黒いやつは、私が起き上がると同時にいなくなってました。ほんと何なのだアレは…(その後また似たような目にあいました…笑えない)この話で少しでも涼しくなってくれればいいな、と思う母なのでした。
2020年09月18日こんにちは、3きょうだい母ニタヨメです!今回は父がゾッとしたエピソードをお話します。それはまだ長女が3歳のころ。当時、住んでいた家で二階に「キノコみたいなオバケがいる」と言って怖がることがありました。小さい子には“何かが見える”と聞いたことはありましたが、まさかな〜と思い、あまり気にしてはいませんでした。■父が長女にある質問をした結果…!?ある日、父が長女にこんな質問をしました。「だれがいちばん好き?」お父さんと言われてうれしそうな父…!父は続けて質問します。えーーー!!こ、怖っーーー!!うしろのおばけって! 予想外すぎる答え 笑 ■まさかの背後霊? それともキノコオバケ?父としては、「お母さん!」と言うと思って、私に軽くマウントをとろうとしたのに、まさかの背後霊。それがキノコオバケだったのかはわかりませんが…笑怖がっていないし、他のオバケだったのかな?その後、父は鏡を見るたびにうしろに何か居ないか気になったそうです。いや、背後霊より順位が低い私って一体…!
2020年09月11日クリープハイプが、9月18日(金)にデジタルシングルとして配信リリースする新曲『幽霊失格』。この楽曲をどこよりも早く聴ける先行試聴空間 「幽霊の試聴機」が開催されることが決定した。「幽霊の試聴機」では、“クリープハイプの幽霊”がステージに立ち、楽曲をフルで演奏する“無演者ライブ”を行う。開催場所は大阪 Music Club JANUS 、下北沢 DaisyBarの2カ所。試聴時間は10分で、チケット価格は98円。入場人数を考慮し、密をできるだけ避けた形で実施される。チケットは9月5日(土)0時より販売スタートする。先行試聴空間「幽霊の試聴機」詳細・試聴時間:10分・出演:クリープハイプの幽霊●会場 / 開催日時大阪 Music Club JANUS9月9日(水) 15:30- / 16:30- / 17:30- / 18:30- / 19:30- / 20:30-9月10日(木) 13:00- / 14:00- / 15:00- / 16:00- / 17:00- / 18:00- / 19:00-下北沢 DaisyBar9月16日(水) 15:30- / 16:30- / 17:30- / 18:30- / 19:30- / 20:30-9月17日(木) 13:00- / 14:00- / 15:00- / 16:00- / 17:00- / 18:00- / 19:00- / 20:00-●チケット詳細価格:98円 ※申し込みはクレジットカードのみで別途手数料が発生致します。予約受付期間:9月5日(土)0:00 - 9月7日(月)11:00抽選発表日:9月8日(火)
2020年09月02日nao(@na01007)さんが『#怖い話書くからリツイートして』というハッシュタグを付けてTwitterに投稿したエピソードに、注目が集まっています。以前、美容師をしていた投稿者さんは、左肩を重く感じていたことがあったのだそう。「日頃の疲れが溜まっているのだろう」と思っていたある日、店内で接客していた女性が鏡越しに投稿者さんを凝視し、こう話しかけてきたといいます。「お兄さん、肩が重くない?つらいでしょ」※写真はイメージなぜ女性が肩の重さに気が付いたのかを不思議に思いながら、「そうなんですよ!最近肩が重くてつらいんですよねー」と答えた投稿者さん。すると、その女性は、投稿者さんの肩に霊が乗っていることを告げたのです。女性の思わぬ発言にゾッとした投稿者さんは、「何が乗っているんですか?」と問い返しました。すると…。「タヌキだね!しかも2匹!仲がよさそうだから、多分親子だね!」※写真はイメージ投稿者さんの左肩に乗る霊の正体は、なんと2匹のタヌキだというのです!除霊はできないという女性に「なついているみたいだからかわいがってあげて」と、明るい表情でいわれた投稿者さん。その日の晩から「反対側の肩に移動してください」「左右に1匹ずつ乗ってバランスをとってください」とお願いして寝るようにしたところ、肩の重みが消えたのだそうです。投稿者さんはその後のことを、「しばらく見えもしないタヌキに感謝をして仕事をしていました」とつづっています。ちゃんと希望通りに移動したりバランスとってくれるようになってしばらく見えもしないタヌキに感謝して仕事してました— nao (@na01007) August 22, 2020 【ネットの声】・怖い話かと思いきや…心が和みました!・不思議な話。投稿者さんは、動物の霊に好かれやすいのかもしれませんね。・私もタヌキに憑かれているといわれたことがあります。なんともいえない親近感がわきました!タヌキの霊がなぜ投稿者さんの肩に乗っていたかは分かりませんが、仕事に打ち込む姿を間近で見守りたかったのかもしれませんね!投稿全文はこちらむかし美容師をしてたとき左肩が重くて上がらなくなったことがあったシャンプーやカットまたは練習での疲労だと思っていたある日、よく来られる綺麗なお客さんが鏡越しにすごく僕を見てきて #怖い話書くからリツイートして — nao (@na01007) August 22, 2020 お兄さん肩重くない?辛いでしょしょ?って言われたのでえ?なんで知ってるんですか!そうなんですよ!肩重くて最近辛いんですよねーなんて話してたら乗ってるよって— nao (@na01007) August 22, 2020 ええ!!何が乗ってるんですか!霊感あるんですか!?って焦ってたら乗ってる乗ってるタヌキだね!しかも二匹!たぶん親子だね!仲良さそう!かわいいwって笑われてしまってえぇぇ!どうにかならないですか?って聞いたら— nao (@na01007) August 22, 2020 無理無理!見えるだけでどうすれば良いか分からないし!お兄さん懐かれてるみたいだから可愛がってあげなよ!って満面の笑顔で返されて仕方がないのでその日の晩からタヌキに反対の肩に移動してくださいとか、左右いっぴきずつバランスとってくださいってお願いして寝るようにしたら— nao (@na01007) August 22, 2020 ちゃんと希望通りに移動したりバランスとってくれるようになってしばらく見えもしないタヌキに感謝して仕事してました— nao (@na01007) August 22, 2020 [文・構成/grape編集部]
2020年08月24日7月26日が『幽霊の日』ということをご存じですか。その由来は、1825年7月26日に、江戸の中村座で東海道四谷怪談が初演されたからなのだそうです。亡くなった夫が幽霊となって出てきて…?妻にかけた『呪い』とは漫画家のくろたま(@krtmgpl)さんは、『幽霊の日』にちなんで、幽霊が登場する創作漫画を描きました。戦争で夫を亡くした女性の前に、「呪ってやる」と呟く幽霊が現れて…。幽霊の日らしいので、幽霊が酷い呪いをかける恐ろしい漫画を描きました pic.twitter.com/ahrGIy5Xmo — くろたま●連載中 (@krtmgpl) July 26, 2020 幽霊となり現れた夫に、「幸せになれ、生きろ」と呪いをかけられた女性。最愛の人を失ったのに「幸せになれ」というのは確かに酷い呪いなのかも知れません。しかし、それから数十年後、孫に「一生、絶対幸せだよ」と答える姿に目頭が熱くなります。【ネットの声】・感動しました。『いい呪い』って『願い』ともとれると思います。・優しい気持ちになれる呪いですね。泣きました。・泣ける幽霊の話って初めて読んだ。たくさんの人に読んでほしい。夫は呪いをかけた後、幸せに暮らす妻の姿を天国から見守っていたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年07月27日みなさんは、幽霊を見たことがありますか。不意に見てしまい、恐怖に震えた人もいるかもしれませんが、「幽霊が見れるなんてラッキー!」と思った人はほとんどいないことでしょう。『浮遊霊と彼氏』ホラー系を中心に漫画を描いている、誰でもない(@daredemonaidare)さんの作品『浮遊霊と彼氏』をご紹介します。「浮遊霊と彼氏」 pic.twitter.com/4TYsSQktl0 — 誰でもない(ダレ) (@daredemonaidare) July 15, 2020 絶対に、結婚したほうがいい!幽霊にしがみつかれても動揺しない、男性のたくましい姿に惚れ直した女性。この男性なら、幽霊が出た時だけじゃなく、災害や事件に巻き込まれた時も守ってくれそうです。【ネットの声】・幽霊もドン引きしてる…。もうこのカップルの前には現れないでおこうと思っただろうね。・いい父親になりそう。明るくて幸せな家族になるだろうなぁ。・ポジティブ思考って最強なんだな。幽霊が出ても負けないくらいのポジティブになりたい。幽霊も怖気づいてしまうほどのポジティブな気持ちがあれば、どんなことも楽しく乗り越えていけるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年07月17日過去に入居者が亡くなった物件などは『事故物件』と呼ばれ、実際の相場よりも安く貸し出されています。そうした事故物件につきものなのが、心霊現象。もちろん、偶然や勘違いのひと言で片付けることもできますが、事故物件にまつわる心霊体験は後を絶ちません。これは、そんな事故物件から離れられずにいる幽霊と、そこに引っ越してきた少女のお話。悲しくもラストに温かな涙が流れる、爽(@sou_3634)さんの漫画『幽霊と幼女の話』をご紹介します。『幽霊と幼女の話』ひどい虐待を受けていた少女を、図らずも助けることになった幽霊。しかし、少女の母親は幽霊を怖がり、逃げ出したまま家に戻ってくることはありませんでした。突如始まった幽霊と少女の不思議な共同生活…しかし、少女はまだ幼く、ましてや生身の人間です。大人の助けをなくして生きていくことはできませんでした。命の危機に瀕している少女を目の当たりにし、幽霊がとった行動とは…そして、2人が迎えたラストとは。少女と同じ人生を歩んでいた幽霊幽霊と幼女の話 5/5 pic.twitter.com/eWciunrCFS — 爽(創作漫画描いてます) (@sou_3634) June 24, 2020 親からの虐待、学校でのいじめ、職場でのハラスメント…幽霊もまた、生前、つらい人生を歩んでいました。そしてついに、幽霊は自ら命を断っていたのです。そんな生前の自分の姿と少女を、幽霊は重ねて見ていたのかもしれません。幽霊のおかげで最悪の最期を迎えることなく、大人へと成長していった少女…そして生まれてきた娘は、黒髪が美しく、おままごとが好きな少女でした。もしかしたら、生まれてきた黒髪の少女は、あの日の幽霊の生まれ変わりなのかもしれません。つらい人生を歩んできた2人がつかんだ幸せなラスト。今度こそ、幸せな人生を送ってほしいと、漫画を読んだ多くの人が願ったはずです。爽さんのほかの作品はこちらから今回の『幽霊と幼女の話』以外にも、多くの作品を自身のTwitterで公開している爽さん。ぜひ、Twitterもご覧ください。Twitter:@sou_3634[文・構成/grape編集部]
2020年07月14日織田無道「一昨年に“ステージ4”で余命1年を宣告されました。でも、まだ生きていますよ(笑)。最近も“7月までもたない”と言われましたが、別の医師からは“免疫性が上がって、回復しています”と。がんは本当にわからないことが多いので、あわてないことです」末期がんで闘病中だという織田無道だが、血色はよく意気軒昂。ニコニコしているが、時折、見せる鋭い眼差しは“怪僧”と呼ばれたころと変わらない迫力だ。「織田さんは1990年代に霊能者としてテレビに引っ張りだこでした。当時は宜保愛子さんもいてオカルトブームだったんです。水晶玉を使って霊視をするんですが、酒は飲むし女が好きという破天荒キャラ。神奈川県の円光寺住職で、信長の子孫を名乗っていましたね。2002年に虚偽登記で逮捕され、その後も給与トラブルがあり、テレビから消えました」(テレビ誌ライター)■「お祓いは気合」で住職稼業が一転最初から霊能者だったわけではなかったという。「1980年代にお昼の番組に出たとき、お墓の撤去についての議論をしているうちに、呼んでもいない霊がカメラに映ってしまったんですよ。司会の宮尾すすむさんが“悪い霊が来てしまったらどうすればいいの?”と聞いてきたのですが、私の宗派にお祓いはないから、“それは気合です”とアニマル浜口さんみたいなことを口走ってしまった(笑)。その場で霊との闘いが始まって、それが全国に放送され、住職ではなくて“除霊をする人間”になってしまった。それから、“ここを除霊してくれ”という依頼がたくさん来たんですよ。私はまだ30代で若かったし、頼まれたら断れない性分だった」多いときで週に10本の番組に出演する売れっ子に。「テレビを何百本もやっているとヤラセが出てくる。ある深夜番組で“あの木の下にこういう霊がいることにしましょう”と言われたことがあります。司会者から“織田さん、すごいですね。霊は本当にいるんですね”なんてふられて困りました。当時のテレビはヤラセだらけ。クイズ番組なんかはひどくて、最初から解答が渡されていたんです」バラエティー番組だからと割り切って出演していたという。バブルの余韻でテレビ業界はイケイケだった。「1回の制作費が5000万円なんてザラ。海外ロケにも行って大盤振る舞い。ギャラもすごくて、1回で500万~600万円なんて普通でしたね。アメリカでシカゴのテレビ番組に出たときは1本で2000万もらいました。当時は1000万円もらって、それをひと晩で飲み切るなんてことが当たり前の時代だったんですよ。視聴率さえ取れれば、何でも可能でした」金銭感覚がだんだんおかしくなっていく。「視聴率がよくなれば担当プロデューサーにボーナスが出るし、経費も上がる。だから、“今夜もどっと飲みましょう!”なんて言われる。楽しい時代でしたね。1万円札を見ても今の100円と同じ感覚でした。月に億単位の金を稼いでいましたね」テレビの黄金期の中で、もっとも輝いて見えたのが石橋貴明だったという。「すごく面白いし、私ら坊主にとっても参考になることがいっぱいありました。禅には『有溝無溝』という言葉があります。構えはあってないのと同じで、最終的には心の闘いが勝敗を決定するものだという意味ですが、まさに石橋さんはその言葉どおりの人。僧侶でも普通の悟りでは到達できない領域です。“お笑いの達人”というレベルを超越した本当にすごい人です」■石橋貴明の凄みと勝新の力日本テレビ系の『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』に出演していて、石橋のアドリブに驚かされた。「霊がとりついている人を呼んでスタジオ収録をしたんです。若い女性で、ミニスカート姿。そうしたら石橋さんが急に“霊がいる!”と、女性のひざを指さしました。カメラがひざのお皿をアップで映すと、人の顔のようにも見えますよね。彼女が出てきた一瞬で、ひらめきが芽生えたんです。いつも、よくそんな発想が出るなと感心していましたね」勝新太郎さんも、織田に強い印象を残した。「彼の死後のことです。心霊番組で、夜中にお墓に行きました。カメラが回った瞬間に照明がパッと消えたんです。かわりに静止画を撮ろうとシャッターを切っても、ストロボがつかない。勝新さんの“力”を感じましたよ。勝新さんが納得するスタッフ、カメラマンでないと映させてもらえない。“お前らなんだ勝手に来やがって、玉緒に金を払ったのか?”ということではないでしょうか」2002年に逮捕されて有罪判決を受けたことについては、今も納得していない。「まったくくだらない理由です。会ったこともない人間にテレパシーで虚偽登記などの文書偽造を指示したというバカげた判決。取り調べでは“織田よ、認めれば出られるんだよ。早く書類にサインしちゃえよ”と言われました。もっと重要な犯罪があるのに、私がテレビにバンバン出ていたから狙われたんでしょう」留置所には3か月ほど入っていたが、さほど苦痛ではなかったらしい。「うなぎでも天丼でも、好きな出前を頼んで食べていました。不自由さはありませんでしたね。留置所から出た後も普通にしていましたよ。別に大した罪でもあるまいし。沢尻エリカだって、堂々と出てくりゃあいいんだよ」沢尻は違法薬物所持という重い罪状だが……。「テレビはもともとデタラメな世界だから、デタラメなやつが出ていいんですよ。きれいごとなんか言っていられない。視聴率を取れなかったら番組がなくなっちゃうんですから、否応でもヤラセをやる。それで視聴率を取れているんだし、バラエティーだからいいじゃんということです。UFOや幽霊なんかはほとんどが合成写真のインチキ。でも、見ているほうが楽しければいいじゃないと思います」■死んだらどうなるわかっている相変わらずの怪気炎だが、体調がすぐれないことも。「長く座ったりしていると、脚が冷えて氷のようになってしまいます。すぐに疲れますが、夜にまったく眠れないんですよ。1日に2時間でも3時間でもいいから寝たい。1~2月は40度以上の高熱が出て、本当にキツかったんです。めまいがひどくて起きられなくなって、いよいよおしまいかなと思っていましたよ。食べ物も限定されて、体重も100キロあったのが、30キロ落ちて、今では70キロ。これからどうなるのかはわからないですね」それでも、死に対する不安はない。「私は仕事で葬式もたくさんやっていますし、死んだらどうなるかわかっていますから。人間はわからないことに対して恐怖心を抱くんです。私は坊主なので、自分の真意、本当の自分悟りを示したうえで人生の幕を閉じたいですね。できれば70歳まで生きたい。 “人類のために”とか大それたことを言える立場でもないですが、自分自身の答えを出したいですね」“怪僧”にとって死は恐れるに足らないものなのだ。
2020年06月14日みなさんは、引っ越しのために家探しをしている時、このような物件を勧められたらどう思いますか。・駅から徒歩5分・バス、トイレ別・日当たり良好、角部屋・敷金礼金なし・家賃1万円理想的な条件なのに、家賃が1万円…。流石に、事故物件なのではないかと疑いますよね。丹念に発酵(@tannen_h)さんの描いた、事故物件にまつわる漫画が話題となっています。事故物件に引っ越したらヤバかった話 pic.twitter.com/6AxG2ZJmQf — 丹念に発酵@コミックス①発売中 (@tannen_h) June 7, 2020 この幽霊、妙に腹が立つ…!見た目はすごく怖いのに、どこか人間らしい口調に笑ってしまいます。この物件の家賃が1万円なのは、事故物件である前に、この幽霊のキャラのせいではないか…と思えてきますね。投稿にはさまざまな声が寄せられました。・入居者の男が「何こいつ、めんどくせぇ」っていう表情になってるのも面白い。・逆に友達になれそうで笑った。・しゃべらなければ怖いのに…!Twitterでどんなことをつぶやいているのかが気になる。コメントの中には、「こんな幽霊となら仲よく暮らせそう」という声も多く上がっていました。幽霊が普通の脅かし方を覚えない限り、この物件の入居者は途切れなさそうです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月09日いろいろな漫画や映画は好きだけれど、ホラーだけは怖くて見られないという人も多いと思います。しかし、幽霊にまつわる話でも、怖くないものもあるようです。一智和智(@burningblossom)さんが描いた、幽霊の漫画が話題となりました。ファンなんです! pic.twitter.com/ekxoVa1RuE — 一智和智バーサスアース続編更新中 (@burningblossom) May 27, 2020 漫画家が幽霊だったのか!てっきり、髪の長い女性が幽霊なのかと思ってしまいます。連載を続けたい一心で成仏できていなかった幽霊。「ありがとうございます」と幸せそうな顔で成仏していく姿に、ファンの女性も嬉しかったことでしょう。投稿には、さまざまな声が寄せられました。・そっちか!でも、とってもいい話です。・優しい世界。天国でまた続きを読ませてほしいです!・ファンの鑑だ。僕も好きな先生の漫画は紙媒体と電子で買おう。コメントの中には「僕なら、続きを描いてもらうために成仏させないかも」という声も。この漫画の幽霊は、優しいファンに成仏させてもらえてよかったですね。一智和智さんは、ほかにも「そうきたか!」と思わせるおもしろい漫画をたくさん描いています。気になった人はぜひ、読んでみてください!いじめられるカメを助けられなかった浦島太郎その後の展開に心打たれるもしも『白雪姫』が毒リンゴを食べていなかったら?「そうきたか」「たった4枚なのに涙が止まらない」男の子が意図せずランプの精を呼び出してしまい…?[文・構成/grape編集部]
2020年06月01日無(@orc_n9)さんがTwitterに投稿した創作漫画『ユウコさん』が話題になっています。ある日、夜道を歩いていたら暴漢に襲われた女性。そこに現れたのは、恐ろしい外見をした女性の幽霊でした。『ユウコさん』【創作漫画】ユウコさん(ホラー注意) pic.twitter.com/Nrt6uHN7Ph — 無 (@orc_n9) May 2, 2020 男性に付きまとわれ、命を奪われた生前のユウコさん。彼女は自分のようになる人を1人でも減らすため、幽霊になってもこの場所にいるのでしょう。恐ろしい見た目をしたユウコさんが見せた優しい笑顔からは、彼女が優しい心の持ち主であることが伝わります。投稿で「ホラー注意」という注釈がついた作品ですが、多くの人がユウコさんの優しさに心打たれたようです。・ユウコさんの笑顔が素敵すぎる。生前のユウコさんも助けてあげたかった…。・優しい漫画!幽霊よりも最初に登場した人間たちのほうが怖い。・ちょっぴり悲しく、心温まる素敵な作品ですね。ユウコさん、かっこいい。きっとユウコさんは、今後もこの場所で女性を守ってくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年05月04日ホラー系の漫画をTwitterに公開している、誰でもない(@daredemonaidare)さんの作品が話題になっています。今回ご紹介するのは、あかりという名前の女の子と、恐ろしい顔立ちをした男性の幽霊の物語です。『あかりちゃんと幽霊』『あかりちゃんと幽霊』 pic.twitter.com/YkV10OxFmB — 誰でもない(ダレ) (@daredemonaidare) April 10, 2020 女の子を驚かそうとするも、まったく反応をしてもらえず幽霊はしょんぼりしてしまいました。そんな中、女の子の前に姿を現したのは刃物を持った不審な男性。自分よりも先に女の子を驚かせたことに嫉妬し、幽霊は男性に物理で攻撃!見事に不審者を成敗し、女の子を守ったのでした。ホラーかと思いきや、最後は癒されるこの作品。漫画を読んだ人からは、いろいろなコメントが寄せられています。・「おじさん誰?」っていわれた時に嬉しそうな幽霊、かわいすぎかよ!・最後のコマの「見えてたんかーい!」って反応がすごく好きです。・実際、幽霊よりも生きてる人間のほうが怖いよねえ。女の子は、幽霊に慣れているから驚かなかったのでしょうか。それとも、最初から悪い幽霊ではないと分かっていたのでしょうか。そんな想像をしながら漫画を読み返すとさらに楽しいですね![文・構成/grape編集部]
2020年04月10日片桐はいりが、岡田利規の作・演出によるKAAT神奈川芸術劇場プロデュース公演「未練の幽霊と怪物 ―『挫波』『敦賀』―」に出演する。3月上旬、岡田の企画説明をもとに作品のイメージを膨らませる心境を尋ねた。【チケット情報はこちら】能の上演形式に倣い、間狂言を挟んだ2曲の現代能で構成される本作。建築家ザハ・ハディドをシテ(主人公)にした『挫波』と、廃炉の道をたどる高速増殖炉もんじゅをめぐる『敦賀』の2作品が、霊的な存在が思いを語る“夢幻能”の構造を用いて繰り広げられる。新国立競技場の設計者に選ばれたもののデザイン案が撤回され、失意のうちに没したハディド、もんじゅに夢のエネルギー計画を投影した人々が抱える“未練”とは──。岡田からのオファーを「ザハ役かと思っちゃった」と振り返り、周囲の爆笑をさらった片桐。2014年に現代能楽集Ⅶ『花子について』、佐渡薪能『サイコ』と能にまつわる作品への出演が続き、当時の経験やノウハウを求められているのでは……と推測をぶつけてみたところ、「話題にすら挙がらなかった」と笑う。片桐が主に託されているのは、間狂言における“間(アイ)”。通常は狂言師が担い、物語の設定や背景などを解説する役どころで、岡田はドイツの公立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリーとして能をモチーフに創作した『NO THEATER』(2017年)でも間狂言を差し込んだ。その“進化版”となる今回、片桐は自身に求められる役割を「狂言の笑いの部分を担当するんじゃないでしょうか」と岡田の構想から類推する。同時に「題材のインパクトを和らげて受け入れやすくするためにお声がけしてくださったわけではない気がする」とも。上演に際して、岡田は「社会の犠牲者が果たせなかった思いを直視せず忘れてしまうことに抗うために、能の構造を借りる」とメッセージを寄せている。開幕は6・7月。東京オリンピック・パラリンピックを前に新国立競技場の問題を再び俎上へ載せるわけだが、片桐は「岡田さんは政治的なメッセージを訴えるために作品をつくろうとしているわけではないのでは」と読み解く。大切なのは、こうしたテーマを題材にどれだけ興味深い作品をつくれるか。キャストに並ぶ森山未來、栗原類、石橋静河、太田信吾や謡手として参加する七尾旅人らの顔ぶれに、片桐は「実現できそうな人たちが揃いましたよね」と信頼を寄せる。「きっといろんな境地へ連れて行ってもらえる、間口の大きな作品になるんじゃないかな」と予想。最後に「通りがかりの人まで驚かせたいですね」と薄く笑った。公演は、6月3日(水)~24日(水)に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて。その後、愛知・新潟・兵庫と巡演する。3/23(月)11:00までプレイガイド最速先行受付中。取材・文:岡山朋代
2020年03月18日台湾で遭難していたハイカーが10日ぶりに発見されたが、「幽霊のカップルにガイドしてもらった」と告白。ASIA TIMESが11月22日に報じたところ、ネットで話題を呼んでいる。ASIA TIMESによると、60歳の宋瑞雄さんは屏東県にある山々をハイキングしていたが遭難。栄養源は川の水や天然の砂糖。しかし岩壁を登っていたときに、メガネを紛失。一度は洞窟に避難したものの、やがて「このままではいけない」と決意。そこを後にしたところ、あるカップルに出会ったという。宋さんは彼らと並んで2時間歩き、その間は日々の生活について話していたという。ところが突然、彼らはいなくなった。振り返っても姿が見当たらず、彼らを見つけることができない。その代わりに、宋さんは山の麓へと続く道を発見したというのだ。やがて地元の村人たちに発見され、すぐに警察署で保護された宋さん。出会った幽霊のことを台湾土着の祖先の霊だと信じているという。ネットでは《是非とも映画化してほしい》《メタフィジックなものが歩いていたと……》《キャスパーかな?彼はとても優しいからね》といった声が上がっている。日本でも10年7月、三重県・鎌が岳で遭難した男性が不思議な2人組みに助けてもらったというニュースがあった。asahi.comによると、山中で男性が遠くにヘッドランプの灯りを発見。大声で助けを求めたところ、40代くらいの男性2人組がやってきて道案内をしてくれたという。そして下山。しかし、その直後に2人の姿が見えなくなったのだ。警察は「御在所岳で夜の登山客は通常考えにくいが、無事下山できて何より」とコメントしたという。真相はいかに?
2019年11月28日イクミ(IKUMI)は、2020年春夏コレクションを2019年10月28日(月)に、代官山スペースオッド(SPACE ODD)にて発表。ショーにおいて水曜日のカンパネラのコムアイがパフォーマンスを行い、ランウェイには、剛力彩芽がモデルとして登場した。イクミ×コムアイによる“きもだめし”イクミが東京でショーを開催するのは約3年ぶり。「暗黒の館」と題したコレクションは、コムアイのパフォーマンスとともに“きもだめし”形式で披露された。場内に足を踏み入れると、「暗黒の館」の名前通り、至るところに逆さ吊りにされた人形がぶら下がっていたり、棚の上に顔の見えない幽霊が腰かけていたり、お化け屋敷さながらのおどろおどろしい空間演出が施されている。また、薄暗いショー会場のフロアには、通常よりも明らかに丈の長い断ち切りのロングドレスや、フリルを幾重にも重ねたロングスカートなどが天井に吊るされており、時折光るフラッシュのような照明を受けては人影のようにゆらゆらと漂っていた。コムアイが登場ショーがスタートすると、極端にオーバーな仕立ての、ブラックのフードガウンに身を包んだコムアイが登場。オーバーシルエットのガウンは身体のシルエットを変容させ、コムアイが持つオーラをより一層ファンタジックに見せる。機械音に寄り添うような浮遊感のある歌声によって、フロアの緊張感を高めた。“幽霊”を思わせる華奢なキャミソールドレス今季のテーマは「幽霊」。ストリートの雰囲気を感じさせながら、モード感も併せ持った白/黒のウェアで、あの世とこの世を行き来するゴーストを表現した。中でも象徴的だったのは、ジェンダーレスに着用された、華奢なキャミソールドレスだ。レースを装飾したピースや、可憐な小花をあしらったドレス、生地をたっぷりと使い、ギャザーをよせてふわりと仕上げたロングドレスなど、細やかでフェミニンなデザインが登場したかと思えば、金属のリングやスタッズを配したものや、ハーネスを思わせるようなデザインなど、繊細な雰囲気の中にもエッジを効かせたドレスも展開された。イノセント/エッジのコントラストキャミソールドレスの他にも、対照的な表現が見て取れた。セーラーカラーのワンピースや、身頃やスカート部分をフリルで飾ったミニドレス、白のサテンジャカードを用いたセットアップなど、イノセントな華やかさを強調したピースと、ハトメを並べた金属質なロングドレス、無骨な光沢感のトラックジャケットといったハードなウェアのコントラストが印象的だ。レントゲンプリントやスカルモチーフまた、身頃にあばら骨のレントゲンプリントを施したTシャツやパーカー、少しチャーミングな表情の、片目の無いスカルをダイナミックにプリントしたカットソーなど、ストレートな“幽霊”モチーフのウェアも登場。スカルプリントのカットソーは、ゆったりとしたオーバーサイズに仕立てられることで、カジュアルなポップさを強める。中には手に赤ちゃんの人形を抱えたモデルも登場し、とらえどころのない不気味さを演出した。
2019年10月31日怖いはずが、どこかユーモラス!?命や生の不思議を思う、藤野可織さんによる怪談実話『私は幽霊を見ない』。一般に、幽霊や怪奇現象に対する気持ちは明白だ。「信じている/見たことがある」ゆえに怖い派か、「信じていない/見たことがない」ゆえに怖くない派か。しかし、藤野可織さんは信じていないし見たこともないのに怖がる。それでいて、一度くらいは見てみたいと願う。アンビバレンツを抱えている。「子どもの頃は怪談を聞くとぎゃん泣きしたほどですし、いまも臆病で怖がり。なのに怖い話は好きなんです。ホラー映画やDVDも観ますし、キンドルで実話怪談も読みます」怖いから近寄らないではなく、好奇心が勝つというのが微笑ましい。かくて藤野さんは、怪談話の連載を快諾。ネタ探しのために編集者からタクシー運転手にまで怖い話を知らないかと聞きまくり、廃墟ホテルなどに幽霊ハントに出かけていく。「幽霊が出るというウワサがあるなしの前に、基本、家から出ないのでそういうところには行きません。逆に、誰かとご一緒させてもらうなら、喜んで出かけていきます。でも置き去りにされたり、こけたり踏み抜いて落ちるとかは怖いので、同行者の服をしっかり握っています(笑)」実際に幽霊や怪異に出くわしたわけではないが、その影は感じる。なのに、不思議と怖くない。むしろ忌み嫌われがちな幽霊や怪異に対して、新しい光を当てている。そのひとつが『ジェーン・ドウの解剖』という映画を俎上に載せ、語っていく章だ。「身元不明の若い女性の遺体を検死官父子が解剖し、彼女の死の謎を探るのですが、その父子が見舞われるオカルトな状況はホントに理不尽です。でも殺されたその女性だって、普通に生きていただけでああいう目に遭った。理不尽に何かを求められたり奪われるのは恐ろしいなと」それを踏まえ、幽霊とは何かをこう考察しているのがすばらしい。〈私たちは誰であれ今でも、上げられない声を抱えながら生きているから、それでこんなにも私たちは幽霊を追い求めるのだ〉「私が幽霊を好きという以上に、世の中の人がより幽霊を好きなんだなということを感じましたね。いくら科学が進み、解明できる怪異が増えようが、これからも人々は求めていく。目に見えない存在も、排除できないこの世界の一部なんだろうなと思います」『私は幽霊を見ない』〈三島由紀夫の霊が出るといいなあ〉と願ったり、セント・ルイス第一墓地ツアーに参加したりする、藤野さんのおちゃめな幽霊蒐集。KADOKAWA1500円ふじの・かおり1980年、京都府生まれ。作家。2006年、「いやしい鳥」で文學界新人賞を受賞。’13年、「爪と目」で芥川賞受賞。他の著作に「おはなしして子ちゃん」(フラウ文芸大賞受賞)など。※『anan』2019年10月9日号より。写真・土佐麻理子(藤野さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年10月08日落語中興の祖・三遊亭圓朝ゆかりの「幽霊画展」東京谷中にある全生庵(臨済宗国泰寺派)で、2019年8月1日(木)〜31日 (土)まで、谷中圓朝まつり「幽霊画展」が開催されます。江戶末期から明治にかけて活躍し、「牡丹燈籠」「真景累ケ淵」「死神」など、多くの名作落語を創作した落語中興の祖・三遊亭圓朝は、怪談創作の参考に数多くの幽霊画を収集していました。伝・円山応挙から、柴田是真、伊藤晴雨、河鍋暁斎など、著名な画家たちが描いたさまざまな幽霊たち。現在は、圓朝の墓所がある全生庵でこれらのユニークな幽霊画を所蔵し、毎年8月の1ヶ月間のみ特別公開しているのだとか。左から、伊藤晴雨「怪談乳房榎図」、池田綾岡「皿屋敷」、鰭崎英朋「蚊帳の前の幽霊」。すべて全生庵所蔵。谷中圓朝まつり「幽霊画展」【開催概要】会期:2019年8月1日(木)~2019年8月31日(土)※土日祝祭日も開催開館時間:10:00~17:00(最終入場16:30)拝 観 料 :500円今年は8月3日 (土)に「幽霊の怨返し ― 落語にみる情愛」と題した記念イベントも開催されます。(※定員に達したため、受付終了)「幽霊の怨返し ― 落語にみる情愛」8月3日(土) 16:00 ー 18:00(開場15:30)【ゲスト】【聞き手】雲田はるこ(漫画家)金原亭馬玉(落語家)平井正修(全生庵 七世住職) 昨年NHKでドラマ化された大人気漫画「昭和元禄落語心中」の作者・雲田はるこさんと落語家・金原亭馬玉さんをゲストに迎え、三遊亭圓朝がこれほどまでの幽霊画をコレクションしていた理由や、なぜ落語には幽霊がよく登場するのか、人々が「幽霊」に見た意味と、そこから受け取ることができる「生」への学びを考えるトークセッションです。ほか「谷中圓朝まつり」として、全生庵で多くのイベントが開催されます。■8月11日(日)「圓朝忌」法要/奉納落語/扇子のお焚き上げ「圓朝座」出演:鈴々舎馬桜、古今亭菊之丞■8月17日(土)第三十五回圓朝寄席出演:三遊亭鳳楽、三遊亭好楽、三遊亭圓橘■8月24日(土)実話怪談師が語る「掛け合い噺『死神』」出演:牛抱せん夏、上間月貴詳細は、特設ウェブサイトよりぜひこの貴重な機会に谷中に足を運んでみては?幽霊画展で暑い夏を涼しく乗り切りましょう!全生庵(東京都台東区谷中5丁目4−7)山岡鉄舟居士が明治維新の際に国事に殉じた人々の菩提を弔うため、明治十六年に建立。居士との縁で落語家・初代三遊亭圓朝の墓所があり、圓朝遣愛の幽霊画五十幅が所蔵されている。アクセス◯JR・京成電鉄「日暮里駅」より徒歩約10分◯東京メトロ千代田線「千駄木駅」(団子坂下出口)より徒歩約5分主催:臨済宗国泰寺派 全生庵企画・運営:有限会社エピファニーワークスお問合せ:info@epiphanyworks.net
2019年06月28日「幽霊画展」が、東京・谷中の寺院「全生庵」にて、2019年8月1日(木)から8月31日(土)までの期間で開催される。毎年開催されている「幽霊画展」では、「全生庵」の境内に墓所がある落語中興の祖・三遊亭圓朝が、怪談創作の参考に収集してきた数多くの幽霊画を展示。普段「全生庵」に非公開で所蔵されている作品を公開する、1年に1度の貴重な機会となる。展示作品は、伝・円山応挙とされる『幽霊図』や、伊藤晴雨の『怪談乳房榎図』のほか、柴田是真、河鍋暁斎ら著名な画家たちが描いた“幽霊画”。江戸時代や近代の絵師たちのユニークな世界観を感じることが出来る。また、2019年はNHKでドラマ化された漫画『昭和元禄落語心中』の作者・雲田はるこ、落語家・金原亭馬玉をゲストに招いたトークセッションなどのイベントも実施。三遊亭圓朝が幽霊画をコレクションしていた理由や、なぜ落語には幽霊がよく登場するのか、といったことを通して、人々が“幽霊”に見た意味と、そこから受け取れる「生」への学びを考える。【詳細】幽霊画展開催期間:2019年8月1日(木)~8月31日(土)開催時間:10:00~17:00(最終入場16:30)会場:全生庵住所:東京都台東区谷中5-4-7拝観料:500円■開催記念イベント「幽霊の怨返し-落語にみる情愛」開催日:8月3日(土)開催時間:16:00~18:00(開場15:30)参加費:3,000円(拝観料込)定員:100名(事前申込制)プログラム:住職による幽霊画展解説、ゲストと住職によるトークセッション、金原亭馬玉による怪談落語「死神」※申し込みは7月19日(金)締め切り。※申し込みは「幽霊画展」特設ウェブサイトより可能。
2019年06月23日