「京都府子育て環境日本一推進会議」が、ウーマンエキサイトが運営する「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」への賛同を発表。 11月初旬に開催されたイベント「きょうと子育て環境日本一サミット」にて、賛同セレモニーが開催されました。
「京都府子育て環境日本一推進会議」(※以下推進会議)とは、京都府が「子育て環境日本一」の実現に向けて、出会い・結婚から妊娠・出産、子育て、 保育・教育、就労に至るまで切れ目のない支援を行うとともに、子どもや子育て世代 を地域や企業を含め社会全体であたたかく見守り支え合うオール京都の推進体制として、京都府を含めた約50の民間企業や団体とで立ち上げられています。
賛同にあわせ、京都府オリジナルの「泣いてもかましまへん!」ステッカーも完成し、オール京都で子育て環境をよりよくしようという取り組みが始まっています。
京都府オリジナル版の「泣いてもかましまへん!」ステッカー
紫原明子さんから送られたメッセージ
イベントではWEラブ赤ちゃんプロジェクトの発起人である、エッセイストの紫原明子さんが推進会議や京都都民のみなさんにメッセージ動画を送りました。紫原さんのメッセージ動画の全編は下記よりご覧いただけます。
動画内で紫原さんが送ったメッセージは多くの共感を集め、京都府の子育て環境をよくしていこうという思いを確かなものに変えています。※下記、メッセージ動画より一部抜粋。
このステッカーについて、新聞やテレビで大きく取り上げていただくたびに、いつも言い添えていることがあります。それは、
このステッカーが、誰かの感じ方を否定するものではないですよ、ということです。私は、赤ちゃんの泣き声を聞くと元気が出ます。街が新しい命を迎えられていることにも、大人たちがどこか窮屈さを感じながら下を向いて黙っている中で、そんなことを気にせず、元気に泣き声をあげてくれる存在があることに、ほっとするんです。
だけど、当然世の中には赤ちゃんの泣き声をうるさいと感じる人もいるでしょう。人によって感じ方が違うのは当然のことです。
だから、このステッカーも、赤ちゃんの泣き声をうるさいと思う人に、うるさいと思わないでください、と伝えることが目的ではありません。そうではなくて、赤ちゃんが泣いても気にならないよ、赤ちゃんを大切に思っているよ、という人たちの声を、今よりもう少しだけ見えやすくすることにあるのです。
地域に根ざした官民が一体となって、子育て環境をよりよくしていこうという試みは、今の日本に何より必要とされているものだと感じます。他のどんな地域より歴史を重んじ、歴史とともに生活される京都のみなさんが、地域全体で新しく生まれてくる命を大切に育まれること。それは、世界に誇る日本文化の継承という意味においても、最も本質的なことだと感じます。
京都府内のJR各駅にもポスターを掲示!
イベントと同日に、JR西日本と京都府は、子育てにやさしい環境づくりをテーマに連携協定を締結し、JR京都駅をはじめ、京都府内各駅でWEラブ赤ちゃんプロジェクトをPRしていこうとポスターを掲出。
それだけでなく、完全個室のベビーケアルームをモデル的に設置するなど新たな取り組みを始めています。
京都府内のJR各駅に貼られている京都府子育環境日本一推進会議×WEラブ赤ちゃんプロジェクトのポスター
JR京都駅構内に設置されたベビーケアルーム「mamaro™」
公共の交通機関を使い赤ちゃんとお出かけするママやパパにとって、授乳やオムツ替え、離乳食を食べる場所や寝かしつけなど幅広い用途で使えるベビーケアルームが駅構内にあるのはとても心強いもの。
また、泣いてしまった赤ちゃんを温かく見守ろうという「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」の思いや「泣いてもかましまへん!」ステッカーのメッセージはきっと多くの子育て中のママ、パパを救ってくれると信じています。
「泣いてもかましまへん!」ステッカーはJR京都駅(中央口改札内・ベビーケアルーム扉横のラック)など主要5駅、京都駅ビル8階の旅券事務所のほか、各地の府の施設や市町村・区役所の施設で配布されています。
詳しいステッカーの配布場所や取り組みは、京都府のホームページに掲載されています。
京都府ホームページ
(京都府子育て環境日本一推進会議×WEラブ赤ちゃんプロジェクト)
WEラブ赤ちゃんプロジェクトホームページ
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