あるある!? あなたはいくつ当てはまる!ありがちケース5
■ありがちケース1
時間がないとき親が代わりに着替えさせる
■ありがちケース2
「まだ無理」と思うことはやってしまう
■ありがちケース3
周りを汚しそうなことは親がやってしまう
■ありがちケース4
子どもが悩んでいるのを待てずに親が決めてしまう
■ありがちケース5
うまくできていないときいいやり方を教えてしまう
先回りしないための4つの心得
先回りがいけないと言われても、実際の場面ではつい手が出てしまうもの。
そんなときには、この心得を思い出すことで、ちょっと意識が変わるかも?ママ&パパに覚えておいてもらいたい、4つの心得を藤森さんに聞きました。
親の心得その1
親が手を出すのは「やって」と言われたときだけ
自分ができないことを人に頼めるのも、自立のひとつ。「ママがやって」と言うのは、何となく自分には無理そうだと感じているからで、自分の力量が分かってきた証しなのです。子どもが「やって」と言ったときに手を貸すのは、先回りではありません。「その度に手を貸していたら、いつまでたっても自分でできるようにならないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それは逆。子どもは、自分が求めたときには必ず応えてもらえることで心が満たされ、「今度は自分でやってみようかな?」と思えるようになるのです。
理想を言うなら、親がやってあげるのは完成の一歩手前までがベストです。たとえば着替えなら、ポロシャツでも上着でも、最後の方のボタン留めだけを子どもにやらせましょう。普通、最初だけやらせて続きを親がやってしまうのですが、「これくらいならできるかな」と思えるところまで親がやり、完成したときの喜びを子どもに味わわせるのがコツです。
そうすると、「自分でもっとやりたい!」気持ちが育っていきますよ。
親の心得その2
忙しいときは事情を説明して親がやってOK
「先回りはいけない」けれど、忙しいときまで子どもに全部やらせていたのでは、ママたちのストレスはたまる一方。そんな無理をする必要はありません。その時の状況によって、手を出すことがあっても構わないと思います。「ごめんね。本当はあなたができることは分かってるんだけど、今日は忙しいからママがやるね」と事情を説明すれば、子どもも納得します。
大事なのは子どもの「やりたい」という気持ちに向き合うこと。