小5男子が1年で英検3級合格!オンライン英会話、上達の5つのコツ
ほんのちょっとのことで子どもの食いつきが全然違ってくるので、未就学児や低学年の子には特にじっくりと講師を選んであげるのがいいでしょう。「キッズ向け」「初心者向け」というタグがついていても、実は子どもの扱いに慣れていない講師もいれば、逆にそうしたタグがついていなくてもとても子どもと気が合う講師もいます。星の数だけでなく、コメント欄を読みこんでみると、より講師の人となりがわかるので、参考にしましょう。ちなみに、フィリピン人の講師は陽気な人が多く、小さな子どももなつきやすいようです。
同じ講師でレッスン、が理想
いつも同じ講師とレッスンを進めていくのも上達のポイントです。毎回自己紹介に時間を割かなくてもよくなりますし、子どもの間違いの傾向などを講師も覚えていてくれるので、自然にレッスンがカスタマイズされていきます。ただ、いつも同じ講師のレッスンを予約できるとは限らないのがオンライン英会話。人気のある講師は争奪戦で、次はいつ予約できるかわかりません。
なかやまさんは毎朝同じ時間に同じ講師の予約をしていますが、これは毎朝サイトをチェックして、その講師が何時にスロット(レッスン予約を開始すること)するかを確認し、そのタイミングで予約をすることで可能となっています。人気のある講師は、スロットした直後、1~2分で予約が埋まってしまうので、その時間を逃さないようにしましょう。なにそれ、超めんどくさい!と思うなかれ。いつスロットするかを聞くと教えてくれる講師もいますし、時間がわかっていればそれほど大変ではありません。ジャニーズのコンサートチケットを買うようなノリで無心になりましょう。
興味のあるトピックの資料を事前に用意する
レッスンは、ABCから学ぶ超ビギナー用から英検対策、メディカル英語など、教材を使用する場合が多いです(教材は有料無料あり)。ただ、子どもが既存の教材を嫌がる場合は自分で教材の代わりとなるものを用意するのも手です。
子どもの興味のあるトピックに強い講師を選び、あらかじめ話題にしたい内容を決めておき、講師に資料を送っておきます。
今年の9月ごろ、なかやまさんの息子は土星探査機カッシーニに夢中だったので、カッシーニに関するニュース記事などをあらかじめ用意し、それについて話をさせるようにしました。興味のある内容なので、息子は教科書通りではない表現方法や新しい単語をみるみる覚えていったそう。