タブレット学習はきちんと勉強できる? 家庭で気をつけたいことは?
やる気を引き出す方法のひとつに、‟スマイルゼミ”の‟みまもるトーク”アプリが役立っています。タブレットを使って勉強をした記録が、お知らせされます。そのアプリを、家族がスマホやパソコンで共有していれば、子どもが、どのレベルを、どの程度学んだかお知らせされ、がんばったね、お疲れさま、などと、コメントすることができます。
おじいちゃんおばあちゃんにも共有しておけば、祖父母とのコミュニケーションにもつながって、楽しみが増えます。たくさんの人に褒められれば、より子どももがんばります」
視力の不安は、家庭でのルール決めが大事。タブレットで撮影したり日記を書く楽しみも
それに加えて、家族内でルールを決めるポイント制も効果があるとか。例えば、木村さんの家では「苦手な算数をやると5ポイント」とか「予習復習ができたら3ポイント」、「ママのお手伝いで5ポイント」と決め、50ポイント貯まったら、好きなことに時間を使っていいというルール(ゲームやスポーツを1時間やっていいなど)にしているそうです。タブレットの場合は、答えが間違っていれば修正してからでないと先に進めないので、間違いに気づかず進んでいるという点は問題なさそうです。
では、視力やネット面での心配は、どうでしょう。
「視力の問題も心配ですよね。とはいえ、タブレット以外にもテレビやスマホ、読書などを暗いところでやれば視力は当然悪くなってしまいます。今や小学校ではクラスの3分の1の子どもが眼鏡が必要なほど、近視が国民病として問題視されています。近視化には遺伝的要素や環境の要素などがありますが、環境が原因の場合、明るさや距離、使う時間の問題で、眼に疲れがたまるということが大きな原因となるようです。<タブレットは1回に30分>とか<スマホは1日1時間>など、家族内できちんとルールを決めておくことが大事だと思います。
タブレットは勉強以外にも、写真を撮ったり日記を書いたりもできます。
うちの娘はペットのハムスターの写真を撮って日記を書いたりしていて、自分らしい楽しい使い方ができるのも喜んでいます」
カラフルで、ゲーム感覚で学べるのが魅力。競争が苦手で1人で勉強したい子におすすめ
例えばテキスト入力はタッチペンで実際に書いて文字を選択するスタイルで、かつ漢字や書き順なども実際に書いて答えるので、書くプロセスもきちんとあるので安心だと思いました。