北海道民が教える!子どもと旅する、夏におすすめのエリアベスト3
原生林の散策ができる「知床5湖」
北海道屈指の自然が残り、世界遺産にも登録された原生林の散策ができるのが、知床五湖です。原生林の中を存分に歩ける「地上遊歩道」はレクチャー(大人250円、小学生まで100円)を受け、約3kmの大ループと約1.6kmの小ループから選んだ方を散策できます。小ループであれば幼稚園児でも十分散策が可能です。ただし、「地上遊歩道」はヒグマの出没によって閉園されることも。「地上遊歩道」につながっている「高架木道」も往復約1.6kmと充実しており、こちらはレクチャーなしで、だれでも無料で自由に散策でき、ベビーカーや車いすでも楽しめます。どちらの遊歩道も4月の末より開放されます。
原生林の中の散策という非日常の体験は、大人も子どもも楽しめ、五感で北海道の自然を満喫できるおすすめスポットです。
知床は、女満別空港や中標津空港、もしくは釧路空港などから2時間以上もの時間がかかり、行くのが少し大変なイメージ。しかし、それぞれの空港からのルートにも見どころが多く、このエリアだけで十分に遊べます。
たとえば、女満別空港方面からであれば、網走刑務所を中心とする網走観光がおすすめですし、中標津空港方面からであれば、少し迂回するルートになりますが、摩周湖・屈斜路湖・阿寒湖と北海道が誇る湖が点在しています。実は、このエリアは北海道屈指の穴場の足湯が多いエリアでもあり、魅力的な温泉地が多くあります。温泉の湧く川や湖畔もあるんですよ。また、釧路空港方面からであれば、ノロッコ号をはじめとする釧路湿原観光など、子どもと一緒に楽しめる観光地がたくさん!
知床五湖のみでなく、知床周辺エリアは北海道の大自然を満喫できるスポットと言えます。
北海道のでっかさを体感できる「十勝平野」
日本一の平野と言えば、関東平野ですが、平野としての広大さを見て、動いて実感しやすいのは十勝平野です。十勝平野には、千年の森や十勝ヒルズといった、広大なガーデンがいくつも点在します。
子どもは庭園の散策だけでは退屈なんじゃないかと思う方もご心配なく。おいしいカフェやレストランの併設はもちろん、電気で動く乗り物「セグウェイ」やチーズ作り体験などのアクティビティも豊富です。
おとぎの国に迷い込んだかのような「真鍋庭園」では、いろいろなテイストの庭が楽しめ、鯉などへエサやりや滝・展望台など随所に楽しめる要素が展開されています。