最近いろいろなところで見かけるカーシェアリングの車。見かけて気になっているママも多いのでは?筆者も近所にカーシェアの駐車場(ステーション)が出来たことがきっかけで契約し、すでに3年が経ちました。
そこで我が家のカーシェアの使い方と、使って感じたメリットとデメリットを紹介します。
きっかけは子どもの急な発熱
徒歩1分のバス停に5分間隔でバスが来る都内マンション暮らしで、車を購入することを考えたことがなかった我が家。しかし、子どもが2歳のとき、深夜に発熱して救急病院まで行くのに、タクシーをなかなか捕まえることができなかったことに不安を感じ、近所にステーションがオープンしたカーシェア大手の「タイムズカープラス」との契約を考えはじめました。
初期費用はカード発行料の1550円のみで、月額料金は使っても使わなくても1030円(2018年6月現在)。短時間利用なら15分206円、長時間でも6時間で4020円から、しかもガソリン代込みという値段の安さも魅力に感じましたが、ここで一つ問題が。
タイムズのカーシェアは4歳から10歳を対象としたジュニアシートしか標準装備されていません。
つまり、4歳以下の子どもがいる場合、チャイルドシートを購入してカーシェアを利用するたびに持参しなければいけないのです。子どもを連れて、さらにチャイルドシートを運ぶのは、さすがにツライ。
同じくカーシェア大手の「カレコ・カーシェアリングクラブ」は、一部の車にチャイルドシートを標準装備しているのですが、残念ながら近くにステーションがありませんでした。
その後、ネットショップで、1歳児から使える3kg足らずのチャイルドシートを発見。夫が一緒にいるときに利用すれば何とかなるかも…と思い、ものは試しに一度契約することにしました。
行動範囲がぐっと広がるも、さらなる問題が発生
いざ契約してみると、移動手段に車という選択肢が増えたことで、一気に行動範囲が広がることに。特に大きかったのが週末のレジャー。駅から遠かったり、公共交通機関では自宅からのアクセスが不便だった動物園や水族館にも気軽に行けるようになり、荷物が多いデイキャンプもラクラク。
子どもとのお出かけが一気に増えました。
カーシェアはレンタカーと違い、予約もアプリで簡単、時間になれば車にカードキーをかざすだけで利用できます。急に思い立って出かけることになっても、空いていればいつでも借りることができて、キャンセルも予約時間の前にアプリから操作すればキャンセル料がかからないという手軽さがファミリー世帯には使い勝手が良く、マイカー感覚で使うようになりました。