子どもの初めての植物栽培にはローズマリーがおすすめ
小さな子どもの体験学習として、植物を育てることはとても有意義ですね。
幼稚園でも、草花や野菜を育てたり収穫したり、という経験をさせてくれることがあります。家庭でも、庭やバルコニーなどを活用して、チャレンジさせてあげたいもの。でも、まだまだママのフォローが必要な幼児には、水やりひとつでもきちんとやるのは難しく、植物を枯らしてしまってはかわいそう、とはいえ忙しいママがこまめにフォローするのも大変…。そんなとき、意外なオススメが、おしゃれなハーブの代表格「ローズマリー」です。
驚異の生命力で、栽培に手間いらず!子どもに水やりを任せても大丈夫
ハーブはもともと生命力の強い植物。その中でも、ローズマリーは驚異的。苗から簡単に育てられ、水やりも土の表面が乾いてきたらやる程度の感覚でOK。
小さな子どものアバウトな水やりでも大丈夫。お世話が簡単でも、子どもが“自分で育てた感”を味わえる、ありがたい植物なのです。
どんどん茎が伸びて成長する様子に、わが子も「ローズマリーって、こんなに大きくなるんだ~!」と驚いていました。
増えすぎたら、枝をチョキンと切って挿し木にすれば、ジュニアを育てられます。その様子も子どもにとっては新鮮。「根っこって、そんなにうまく生えるのかなあ?」と不思議そうでした。
挿し木にするときは、半日ほど水につけ水揚げしてから土に植えます。おしゃれなジュース瓶に挿すとステキ。
天然の虫よけにも!独特な香りが効果を発揮
アロマテラピーの世界でも人気のローズマリーは、独特な強い香りが特徴的。虫よけ効果もあると言われています。お庭の窓まわりやバルコニーで栽培すれば、天然の虫よけバリアに。天然の虫よけなら、安全安心ですね。
その効果は、以前にローズマリーを栽培していた場所に、あさがお・ひまわりやトマトなどを育てはじめたら、格段に虫が寄ってくるようになり大慌てしたことでも、改めて実感しました(汗)。
わが子も「さわるとすごい匂い!なんでこんな匂いがするんだろう?」と、驚きや発見をしたようです。
ローズマリーのアロマテラピー効能のひとつには、“頭脳明晰化作用”が。毎朝の水やりは、良い効果があるかも(笑)。
子どもが育てたローズマリーが、お友達とのホームパーティー料理に大活躍
これから年末に向けて、ハロウィーンやクリスマスなどの楽しいイベントがたくさん。お友達を招いてホームパーティーをする機会も増えるのでは?そんな時、育てたローズマリーをお料理に使ってみましょう。