男の子・女の子の育て方の違いは?性別にとらわれない子育てをしよう!
静かな場所に連れて行き、短い言葉で伝えましょう。抱きしめたり腕に軽く触れたりすると、体の感覚と連動するので記憶に残りやすくなります。
下品な言葉が気になるときは
反応し過ぎず冷静に、「ママは嫌だな」と伝える
「おしりー!」「うんちー!」と言うのは、ママが反応してくれるのが楽しいから。そして自分の言葉によって人の心を動かしたり、影響を与えたりできるからです。ある程度はご愛嬌ですが、目に余る場合は「そういう言葉、ママは嫌だな」と冷静に伝えましょう。「下品な言葉を使ってもママは反応しないわよ」というメッセージになります。
女の子にありがち
気質の特徴
● 完璧主義で理想が高い
● 人の気持ちを想像できる
● 失敗を怖がってしまう
共感欲が強く、相手の表情を見てから行動に移します
相手の気持ちを分かりたい、自分の気持ちを分かってもらいたいという共感欲が強く、人間関係を築くことや社会性を重視します。また、「モデリング」といって大人の言動をまねることが上手なので、成長が早く感じられます。大人の指示が通りやすいので、つい「いい子ね」と褒めがちですが、なるべく「お片付けしてきれいになったね」など、行動の結果を褒めましょう。「いい子」を目指すようになると、自分のやりたいことや気持ちを押し殺してしまうためです。
友達とのトラブルは
たっぷり共感してから、子どもの意見を聞く
口げんかや仲間外れなど、見えないトラブルが起こりがち。まずは「つらかったね」「嫌だったね」と共感しながら、子どもに思いを吐き出させましょう。その後で「◯◯ちゃんはどうしたい?」と聞きます。気持ちが整理されることで、どうすればいいかの答えを子ども自身で導き出せるようになります。
うそをつく・言い訳をするときは
「いつでもあなたが大好き」とメッセージを伝える
うそや言い訳は、想像力が優れているからこそできること。「本当のことを言ったらママは怒るだろうな」と考えている証拠です。追及するとより隠そうとするので、「いい子のときも悪い子のときもママはあなたが大好きよ」と抱きしめて、どんな自分でもママは受け入れてくれるということを伝えていきましょう。
男の子ママ&女の子ママでよかった!
男の子、女の子それぞれにありがちな気質と、読者から集まったお悩みへの対処法を、竹内さんに聞きました。
性別にはとらわれず、わが子の気質に近い方のアドバイスを参考にしてください。