ママ必見!いいママは卒業しよう!子どものために 「しなくていいこと」
一方普段は、ぎゅっと抱きしめる、「好きだよ」と言葉でストレートに伝えるなど、シンプルな表現で愛情を伝えることが大切です。(小竹さん)
子どもの育ち方を比べて
● あいさつをきちんとする、ひらがなが上手に書けるなど「この子すごいなぁ」と感じると、自分の育て方はだめなのかなと落ち込みます。(千葉県・年中ママ)
他の子ではなく1年前のわが子と比べて
他の子と比べるのはキリがないし、「不幸探し」になってしまいます。ママだって、「◯◯さんちの奥さんは料理上手なのに」とパパから言われたら、やる気がなくなってしまいますよね。それよりも過去のわが子と比べて「幸せ探し」をしてみましょう。必ず成長を見つけ出せるはずです。大丈夫、来年の今頃はもっと成長していますよ。(平山さん)
模範的な「いい子」よりわが子らしさを大切に
他の子を「すごいな」と思えるのはすてきなこと。
ただ、大人から見た「模範的ないい子」を求め過ぎないように気を付けたいものです。ママがわが子に対して「他の子と同じようにできない」と思うときは、その子が自分らしく行動しているとき。世間的に見て「いい子」かどうかだけでなく、わが子らしさも大切にしたいですね。(小竹さん)
子どもの人数を比べて
● 子どもが4人いるため、一人ひとりに愛情が届いていないのではと思う。(岩手県・年長ママ)
● 子どもを複数人育てるママはすごい。私は一人でもこんなに必死なのに…。(三重県・年少ママ)
親ならではの悩みが持てる幸せにも目を向けて
一人っ子はママの愛情を一身に受けられます。でもきょうだいがいれば、子ども同士の学びがあります。
たった一人の親友がいるのと、親友まではいかないけれど複数人の友達がいるようなもので、「どちらがいい」とは言えません。この二つのお悩みから分かる通り、親というのはどこまでいっても満足しないし、傍から見るとそんな姿が愛おしいもの。「親ならではのぜいたくな悩み」と肯定的に捉えてほしいですね。(平山さん)
ママ自身の社交性を比べて
● 私がママ友をつくらないため、園のお友達を家に呼ぶことがありません。わが子のコミュニケーションの機会を奪っているのかも。(神奈川県・年長ママ)
幼稚園にいる間に遊べているなら十分です
子ども同士は、その時々にその子にとって必要なコミュニケーションをとり、人間関係を学んでいます。帰宅した後のことまでママが過剰に心配する必要はありません。