早生まれは大変?園生活を振り返っての先輩ママの反省と気づき
幼稚園入園時、早生まれの子どもは3歳になったばかり。一方4月生まれの子どもはすぐに4歳です。この時期の発達の差はまだまだ大きいですよね。早生まれの子どものパパやママは、保育参観や行事のとき、まわりの子と比べてしまい、焦りを感じることもあるかと思います。
筆者の息子も3月生まれ。卒園して園生活を振り返ると、「もっとこうしていればよかった」と思うことも…。そこで、早生まれの子を持つ親が、園生活を送る上で気をつけたいことを、先輩ママと幼稚園の先生に聞いてみました。
先輩ママが、入園してから意識的に気をつけたこと
今まで周囲と比べていなかった人でも、集団生活では「まわりの子はできるのに…」と焦ってしまうこともあります。早生まれの子を持つママが意識的に気をつけていたことを聞いてみました。
まだ上手に話せなかったので、嬉しいとき、悲しいときの子どもの気持ちは、代わりに親が言葉にして伝えてあげた。
M・Oさん(3月生まれ)
できることはよりほめて、苦手なこともチャレンジできるように応援した。
Y・Aさん(3月生まれ)
特に気をつけたことはなかったが、まわりと比べないことを心がけていた。
K・Kさん(2月生まれ)
まわりに早生まれの子が多かったので、無意識ではあるが同じ月齢の子と遊ばせていた。
A・Oさん(1月生まれ)
園生活のできごとはしつこく聞かず、本人が嫌がらない程度で聞いていました。
H・Hさん(3月生まれ)
筆者の息子が年少のときは、登園の別れ際に「ママと一緒にいたい、幼稚園に行きたくない」と泣いていましたが、慣れない場所で頑張っているのだから、否定せず気持ちに寄り添うように心がけました。
また、自宅に帰ってきてからは、わがままを言ったり甘えてくることもありましたが、頑張って疲れているのだと気持ちを受け止めるようにしていました。
先輩ママが園生活を振り返って、もっとこうすればよかったと思うポイント
いくら気をつけていても、過ぎてみてから気づくこともたくさんあります。園生活を振り返って、もっとこうすればよかったと思う後悔ポイントも聞いてみました。「できないこと」に目を向けるのではなく、「できたこと」に気づいて、もっと小さなことでもたくさんほめてあげられたらよかった。
M・Oさん(3月生まれ)
園では集団生活なので、まわりに合わせなくてはいけないと時間が気になり、急かしたり怒ってしまったことを反省している。