しかしティッシュボックスを取ったりかけたりする時に、フックが落ちてしまうことがしばしば。フックが落ちることにストレスを感じ始めた息子は「あ、取り忘れたからママがとってくれると嬉しいな〜」と言い、持ってくるのを渋るようになりました。
そこで、ティッシュケースへクリップ付きフックを直接つけ、フックごと移動させる仕組みにチェンジ。これでフックが落ちることはなくなりました。
ティッシュの移動にストレスを感じなくなった息子は、毎度、進んでティッシュを移動させてくれるようになりました。
この様子から考えると、子どもが帽子やカバンを自分でフックにかけない場合、フックが落ちてしまうストレスが原因の可能性も。
大人からすると簡単に思える「フックに引っ掛ける」という行為は、幼児にとっては難易度が高いことも考えられます。その場合は、フックの仕様を変えたり、カゴを準備して投げ入れる収納にしたり、棚へ突っ込む収納にするだけで、自分でやってくれるようになるかもしれませんよ。
1つひとつは小さなお手伝いですが、毎日本当に助かっています。ママがひとりですべての家事を抱え込まずに、子どもが動きやすい方法を設定することで、かなりの戦力になってくれるはず。
子どももママやパパから「ありがとう」と言われることが自信につながって、もっとがんばろうという意欲につながっていると感じます。
これからも、子どもが家事に進んで取り組めるように整えていこうと思います。
<文・写真:ライターかつき>