息子と娘で全然ちがう!?それがわかってイライラが減った
わが家には女の子1人、男の子2人がいますが、「こうも違うもの!?」と日々驚くことばかり。特に、ほめ方、叱り方によって、その後の反応が大きく違うことを感じています。
今回の記事では、3人の子どもを育てていく中で感じた男の子、女の子の違いや、わが家で実践している声かけのコツを紹介します。
これって男女差なの?わが子の行動を観察してみた
わが家では第1子が女の子で、自分と同じ性別ということもあり、娘の行動を特に不思議に思うこともなく子育てをしていました。第2子、第3子と男の子が生まれたことで、「あれ、これってもしかして性差なのかな?」と考えるようになったことがいくつかありました。
<娘の場合>
・やわらかいものが好き(ぬいぐるみ、タオルなど)
・おままごとなど、人と会話しながらのごっこ遊びが好き
・複数作業が得意(音楽を聴きながら勉強するのが好き)
・過程にこだわる
<息子たちの場合>
・かたいもの、動くものが好き(電車、車など)
・戦いごっこ、競争など、体を動かしたり、勝ち負けのある遊びが好き
・複数作業が苦手(リビングで勉強すると、まわりが気になって進まない)
・結果にこだわる
特に、過程・結果にこだわるという部分の違いは顕著です。上2人(小5娘、小1息子)の場合、小学校の運動会が終わったあとの感想にも相違がありました。
・娘「白組は負けちゃったけど、みんなで頑張ったから楽しかった」
・息子「1位になれなかった。
ママに1位をプレゼントしたかったのに。悔しい」
本人たちの性格もあるとは思いますが、娘が小1だったときの考え方と小1の息子の考え方が面白いほど違うのは新鮮でした。
わが家で実践している子どものタイプ別の関わり方
私は3人の子どもの行動傾向の違いに気づくまで、3人とも同じように接していました。その間は、「話が伝わらない…」とイライラすることも。
しかし、娘と息子、それぞれに合った関わり方があることに気づいて以来、声かけの方法も少し変えてみることにしたのです。
<褒める時>
・娘に⇒過程をほめる「テストで△点取るために、勉強を頑張ったね!ママは見ていたよ」
・息子たちに⇒結果をほめる「テストで△点取ったの!すごい!かっこいい!」
<何かをやらせたい時(片づけなど)>
・娘に⇒共同作業をアピール「一緒にやろう!」
・息子たちに⇒競争をアピール「どっちが早いか競争しよう!」