陰を生かした遊びもできます。
【風】
目に見えない風を“見える化”して遊ぶのがポイント。風で飛んでいく葉を追いかけたり、つむじ風を見つけたりしてみましょう。
【木】
自分のお気に入りの木を決めて、木肌に触れてみましょう。遊ぶ前にあいさつをすると、風で揺れた葉や枝が返事をしたように見えて、親しみが湧きます。
【枝】
手軽なのは、たき火ごっこや井桁(いげた)に組んでタワーを作る遊び。枝の端を紙粘土でつなぐと、いびつな形だからこそ、思いもよらない作品に!
【葉っぱ】
形や色や匂いの違いに気付いたら、ちぎって音や感触を確かめるのもいいでしょう。太陽にかざしてみると、鮮やかに透ける色や葉脈の美しさに出合えるでしょう。
【氷・雪】
氷や雪は絵の具で遊ぶとアート性が増します。氷にスポイトで絵の具を何色か垂らすと、偶然できるにじみが美しいです。雪に絵の具をかけるとかき氷ごっこに。
組み合わせるとこんな遊びに
木の影の迷路
【光 + 木】
木から伸びた影が自然の迷路に。はみ出さずに歩いてたどります。追いかけっこも盛り上がりますよ。枝分かれしているところで子どもは「どっちがいいかなぁ」と考えます。
カラフルシート
【光 + 風 + 木】
ポリ袋をテープでつないで、1枚のシートに。シートの下から日の光で透けたカラフルな空を見て大喜び。風の動きが見え、木の下を通ると地面にもカラフルな影が映ります。
森のお弁当作り
【枝 + 葉っぱ】
木の実や葉っぱ、枝などをお弁当箱に詰めて、箸に見立てた枝を添えます。本物のお弁当箱やおかず用カップ、粘土など、身近なものと合わせると、おいしそうなお弁当に。
写真協力/やはたみずのとう幼稚園幼児ルーム
冬の外遊びで気を付けたいこと
Point 1施設の注意書きを読む
植物の中には、トゲを持つものや、かぶれるものがあります。森林公園などの施設には注意書きがあるので、遊ぶ前に確認しましょう。
Point 2枝で遊ぶときのお約束を決める
子どもにとって枝は魅力的な遊び道具。
「木から枝を無理矢理折らない」「持って走らない」「人の顔の前で振り回さない」など約束しましょう。
Point 3午後早めに切り上げる
午後になると急に気温が低下します。汗をかいているとさらに体が冷えてしまいます。早めに遊びを切り上げましょう。
Point 4原状復帰が基本
次に来た人が遊べるように、元に戻しましょう。