子育て情報『実親との同居はパラダイス…でもない!?私が感じるデメリット3つ』

実親との同居はパラダイス…でもない!?私が感じるデメリット3つ

私自身、実母の先人の知恵に頼ってきたところがありました。

しかし、散々悩んでいた幼稚園選びを実母の鶴の一声で、私があっさり母の意見通りにしたときには、さすがに夫から「影響されすぎ!」と指摘されました。
そして、「子どものことは自分たち夫婦で考えて決めたい」とも。
それ以来、子育ての重要な決め事は実母の意見を参考にしつつも、夫ときちんと二人で話し合うようにしています。
夫が自分の意見や本心を言いやすいように、実母や私の意見を先に言ってしまわないようにすることも心がけています。

デメリット3祖父母が「孫疲れ」してしまう

祖父母の「孫疲れ」という言葉がよく聞かれますが、同居していると特に孫疲れが起こりやすいように感じます。
孫の世話が大変というだけでなく、毎日顔を見ているために特別感がなくなってしまうのも原因だと思います。
休日や夜寝る前に子ども達がずっとそばにいると、「そろそろ自分たちの部屋に戻りなさい」と、言われてしまうこともよくありました。


私が子どもの頃に祖父母の家に遊びに行ったときは、いつも満面の笑みで出迎えてもらえたものでした。そして、その喜んでくれる姿を見て、私自身も幸せな気持ちになっていました。
でも、それは「たまにしか会えないからこその喜び」なんですよね。
同居することで、祖父母を孫疲れさせてしまい、「孫を思いきりかわいがる」という環境を作り出せないこと、そして、わが子たちに「自分たちに会えて喜んでいる祖父母」を感じさせてあげられないことに、ちょっぴり寂しさを感じます。

子どもにとって頼りないママにならないために

実親との同居はパラダイス…でもない!?私が感じるデメリット3つ


親を頼りすぎたり、実母の子育て論に影響されることでもう一つ心配なことは、子どもから頼りないママだと思われてしまいそうなこと。
「おばあちゃんがいないとママは何もできない」となってしまっては、母親としての面目が立ちません。そして、親の言葉に重みがなくなり、祖父母の言うことばかりを聞くようになってしまうかもしれません。

同居すると線引きが難しくなりますが、両親とはすでに別の家族という意識、母親としての自立心はしっかり持たなければいけないと感じています。
わが家では、子どもが二人になってからは、両親の負担を考えて、自宅の生活域を明確に分け、子どもを預かってほしいときは早めに伝えて予約をとるようにしています。
お互いが気疲れしないように、ほどよい距離感を保って同居していきたいと思います。

<文・写真:ライターゆうき>
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