大事なのは食べやすさ!食べるのが遅い子のお弁当作りのコツ
わが子を見ていると、明らかにまだ量を食べていない場合でも「もうお腹いっぱい」といって食べることを諦めてしまいがち。
よく噛むことも食べるという行為の中で大切なことです。ただ、幼稚園で子どもの食べる意欲を損なわないために、固すぎたり噛むのに時間がかかってしまうようなものはお弁当に入れないほうがいいと思います。
噛むことが必要になるようなものは、家でゆっくり時間をかけて食事ができるときに食べさせましょう。
【噛み切りやすい(食べやすい)おかず例】
・卵焼き
・フライドポテト
・大学イモ
・ミートボール
・ウインナー
【噛みきりにくい(食べにくい)おかず例】
・大きめにカットされた硬めのお肉
(チキンのソテー、鶏胸肉の料理、ポークソテー、チャーシューなど)
※箸やフォークですぐ切れる状態ならOK
普段の食事でも時間を意識して
お弁当の作り方も大切ですが、「時間内に食べ終わる」ためには、普段の家での食事でも意識を変えることが重要です。
特に夕飯はゆったり食事をとりがちですが、できれば、朝も夜も「〇時までの食べ終わらせようね」とリミットを決め、時間を意識しながら食べる習慣を身につけましょう。
普段から時間を気にしながら食べるようにしていれば、幼稚園でもその習慣がいきてきます。
また、時計を見ながら食べることで、時間の感覚も少しずつ身につき、時計をよむ勉強にもなるので一石二鳥!時間を気にしつつ、食べることに集中できるよう練習していきましょう。
お弁当を食べることに時間がかかりすぎてしまっている子が、少しでも早く食べられたら、お友達と遊ぶ時間や幼稚園で過ごすさまざまな経験の時間が増えて、今まで以上に有意義に過ごせるはず。
特に今年は幼稚園で過ごす時間が極端に少なくなっていますので、少しでもお友達と関わる時間が増えて、たくさんの思い出ができるといいですね。
<文・写真:ライターyukari>