帰宅後の娘がいつもと違う!?少しの変化に気づいてよかったと感じたこと
10月に入り、子どもたちも少しずつ生活リズムが整ってきたころかと思います。
わが家の長女は、昨年のこの時期、とても不安定で気持ちが荒れているようでした。
そんな彼女の気持ちを落ち着かせるために私が気をつけたことをお伝えします。
昨年の夏休みの終わりごろ。年少の長女にとって大事なのは、まず幼稚園生活をスムーズにスタートさせることでした。
長いお休みで家で過ごすことにすっかり慣れた長女は、幼稚園に行くことを嫌がるようになっていました。
母としては、おうち時間がそんなに楽しかったのね!と嬉しい気持ちにもなりましたが(笑)、「先生も会えるのを楽しみに待ってくれてるよ~」と園生活に前向きになるような言葉を優しく言い聞かせていました。
新学期、最初の2日間くらいはバスに乗るときに泣いていましたが、帰ってくるときは「楽しかった~!」と笑顔。
新学期が始まって2~3週間、幼稚園のお友達の名前もよく聞くようになって、毎日が楽しい様子だったころ。
私は、ふと長女が夏休みに家で次女と過ごしていた様子と違っていると感じました。
感情を抑えられなくなる場面が増えて、次女にきつく当たるような日が増えたのです。
もちろんまだ4歳なので、自分の感情をコントロールができないのは当たり前です。ただ、今まで家で過ごしているだけの時とは違う荒れ方だと感じました。
かんしゃくを起して、足をバタバタしたり、一度泣くと泣き続け、感情を抑えられなくなって…今までも時々、そういうことはありましたが、母の直観で何かいつもと違うと感じました。
このわずかな差は、毎日子どもと過ごしているママにしか気づけないような小さな差かもしれませんが、ママにだけ気づいてほしいというアピールのようにも感じました。
ある日、長女のかんしゃくが止まらなくなりました。
そこで、私は長女が少し落ち着くのを待って、2人きりの時間を作ることに。長女の手をギュッと握りながら、「大丈夫?」と聞いてみたのです。すると、長女が少しずつ話をしてくれました。
その日は、お友達と遊ぶ時に「入れて」と言ったのに、「イヤだ」「一緒に遊びたくない」などと言われて、悲しくなったとのこと。
語彙の少ない年少さんの会話だから仕方ないと思いますが、かなりストレートな言い方をするんだなと私もびっくりしました。
ただ、長女の大切な幼稚園のお友達なので、「えー、そんなひどい事言われたの?」などとは言わず、「そっかー、そうやって言われるのは悲しかったね」と共感してから、「あなたが言われて悲しかったことは、お友達に言わないようにしようね。明日は一緒に遊べるといいね」と前向きな気持ちになれるような言葉をかけるように努めました。
その後、長女の幼稚園での様子が気になったので、担任の先生にもこのことを相談。幼稚園での様子や友達とのやりとりを教えてもらいました。
子ども同士のことなので、基本的には親があまり前に出ずに、幼稚園に任せたほうがいいと思いますが、家に帰ってからも感情が不安定になるような場合には、先生に生活の様子を聞くのもいいと思います。
このときは、先生が細やかに幼稚園での様子を伝えてくれたので、私は不安が増長することなく、落ち着いて長女と接することができたように思います。
それからは、今日はちょっとおかしいなと感じたら、すぐに向き合ってゆっくりと話をするようにしています。
「あなたがいつもと違うことにママは気づいているよ」と言葉や態度で示すことで、長女は安心するようです。
しばらくは不安定な時もありましたが、かんしゃくを起こしても、落ち着きを取り戻すまでの時間が短くなっていきました。
また、小さな変化も見逃さないようにと気をつけて向き合うようにしていたら、次第に何かあったときには、自分から話をしてくれるようになってきたのです。
長女が「ママは自分をちゃんと見てくれている」と実感することがとても大切なんだと、昨年の夏休み明けに学びました。
現在、年中となった長女は、夏休み明けはスムーズに園生活をスタートさせました。
しかし、ときどき、園から帰ってきてからの様子がおかしいな、荒れているなと感じることも。そんな時は1年前を思い返して、時間をかけてゆっくり話をするように心がけています。
長女は1年分成長して、私の話をよく理解するようになってきました。その分、昨年よりもさらに向き合う時間を増やしています。
何度も繰り返して話を聞くこと、ママは最強の味方だから何でも話してねと伝え続けることが、心の安定を育んでいるんだなと実感する毎日です。
<文:ライターyuikitiiii>
わが家の長女は、昨年のこの時期、とても不安定で気持ちが荒れているようでした。
そんな彼女の気持ちを落ち着かせるために私が気をつけたことをお伝えします。
新学期、毎日の生活にまず慣れることが大事
昨年の夏休みの終わりごろ。年少の長女にとって大事なのは、まず幼稚園生活をスムーズにスタートさせることでした。
長いお休みで家で過ごすことにすっかり慣れた長女は、幼稚園に行くことを嫌がるようになっていました。
母としては、おうち時間がそんなに楽しかったのね!と嬉しい気持ちにもなりましたが(笑)、「先生も会えるのを楽しみに待ってくれてるよ~」と園生活に前向きになるような言葉を優しく言い聞かせていました。
新学期、最初の2日間くらいはバスに乗るときに泣いていましたが、帰ってくるときは「楽しかった~!」と笑顔。
思っていたよりもすんなり新学期をスタートできたと感じていました。
あれ?いつもと違う…次女にきつく当たる長女
新学期が始まって2~3週間、幼稚園のお友達の名前もよく聞くようになって、毎日が楽しい様子だったころ。
私は、ふと長女が夏休みに家で次女と過ごしていた様子と違っていると感じました。
感情を抑えられなくなる場面が増えて、次女にきつく当たるような日が増えたのです。
もちろんまだ4歳なので、自分の感情をコントロールができないのは当たり前です。ただ、今まで家で過ごしているだけの時とは違う荒れ方だと感じました。
かんしゃくを起して、足をバタバタしたり、一度泣くと泣き続け、感情を抑えられなくなって…今までも時々、そういうことはありましたが、母の直観で何かいつもと違うと感じました。
このわずかな差は、毎日子どもと過ごしているママにしか気づけないような小さな差かもしれませんが、ママにだけ気づいてほしいというアピールのようにも感じました。
「大丈夫?」と2人だけで向き合ってみた
ある日、長女のかんしゃくが止まらなくなりました。
そこで、私は長女が少し落ち着くのを待って、2人きりの時間を作ることに。長女の手をギュッと握りながら、「大丈夫?」と聞いてみたのです。すると、長女が少しずつ話をしてくれました。
その日は、お友達と遊ぶ時に「入れて」と言ったのに、「イヤだ」「一緒に遊びたくない」などと言われて、悲しくなったとのこと。
語彙の少ない年少さんの会話だから仕方ないと思いますが、かなりストレートな言い方をするんだなと私もびっくりしました。
ただ、長女の大切な幼稚園のお友達なので、「えー、そんなひどい事言われたの?」などとは言わず、「そっかー、そうやって言われるのは悲しかったね」と共感してから、「あなたが言われて悲しかったことは、お友達に言わないようにしようね。明日は一緒に遊べるといいね」と前向きな気持ちになれるような言葉をかけるように努めました。
担任の先生に相談して様子を見てもらうことに
その後、長女の幼稚園での様子が気になったので、担任の先生にもこのことを相談。幼稚園での様子や友達とのやりとりを教えてもらいました。
子ども同士のことなので、基本的には親があまり前に出ずに、幼稚園に任せたほうがいいと思いますが、家に帰ってからも感情が不安定になるような場合には、先生に生活の様子を聞くのもいいと思います。
このときは、先生が細やかに幼稚園での様子を伝えてくれたので、私は不安が増長することなく、落ち着いて長女と接することができたように思います。
自分を見てくれているという安心感が大事
それからは、今日はちょっとおかしいなと感じたら、すぐに向き合ってゆっくりと話をするようにしています。
「あなたがいつもと違うことにママは気づいているよ」と言葉や態度で示すことで、長女は安心するようです。
しばらくは不安定な時もありましたが、かんしゃくを起こしても、落ち着きを取り戻すまでの時間が短くなっていきました。
また、小さな変化も見逃さないようにと気をつけて向き合うようにしていたら、次第に何かあったときには、自分から話をしてくれるようになってきたのです。
長女が「ママは自分をちゃんと見てくれている」と実感することがとても大切なんだと、昨年の夏休み明けに学びました。
現在、年中となった長女は、夏休み明けはスムーズに園生活をスタートさせました。
しかし、ときどき、園から帰ってきてからの様子がおかしいな、荒れているなと感じることも。そんな時は1年前を思い返して、時間をかけてゆっくり話をするように心がけています。
長女は1年分成長して、私の話をよく理解するようになってきました。その分、昨年よりもさらに向き合う時間を増やしています。
何度も繰り返して話を聞くこと、ママは最強の味方だから何でも話してねと伝え続けることが、心の安定を育んでいるんだなと実感する毎日です。
<文:ライターyuikitiiii>