元気な子どもが育つ毎日のごはん 食物アレルギーがあっても大丈夫!? 小1娘の給食事情
毎日、「今日はこのメニューが食べられません」、「今日はすべてOKです!」など保護者が連絡をするようにしました。
おかずを取り替えないようクラスの友だちにも説明
アレルギー対応食の日は、ほかの生徒とは別の容器に入った給食が給食センターから届きます。配膳容器を分け、担任の先生がチェックしたうえで配る方式になっているのです。先生はクラスのお友だちにも、「〇〇ちゃんはアレルギーだから、食べ物を交換しないでね」としっかり説明してくれました。
驚いたのは、アレルギー対応食と通常食の見た目が変わらないように配慮してくれているということ。たとえば三食丼の日は、卵の代わりに、いり豆腐を黄色く着色したものを使って用意してくれたようです。
しかしこの日、あまりのそっくりさに娘は「卵かも」と心配して、結局食べなかったというハプニングも(笑)。
「毎日お弁当になるかも……」と、心配していたわたしにとってはひと安心。
お友だちと同じメニューを食べられる日も多く、「今日は給食当番をやったよ!」とうれしそうに報告してくれます。
小学校によって違うとは思いますが、アレルギーへの対応は昔と比べて格段に進化していると感じています。
来年、小学校に入学するお子さんで、うちの娘と同じような不安をもっている保護者の方は、まずは入学前の説明会で学校の先生と相談してみてください。地域によって多少の差はあっても、対応してくれると思いますよ。
辻内史佳(つじうちふみか)出版社勤務を経て、娘の出産を機にライターに。主にエンタメ誌でインタビュー記事を執筆中。春から娘が小1になり、慣れない日々に奮闘する毎日です。最近できた老後の夢は、ハワイ永住(笑)。