中学生のスマホデビュー・リアルタイムレポート 第60回 Twitter、どう付きあおう?
<情報を受信するとき>
- タレントやテレビ番組などのアカウントはフォローせず、ハッシュタグからの検索だけにする
(理由)タイムラインに表示されると、それほど興味がなくともつい見てしまう。興味があるときに検索して調べる程度の付き合い方にしてほしいから。 - 急上昇ワードはあまり見ないようにする
(理由)つぶやきは無限に生成されるので、いちいち見ていたらきりがない。流行しているものではなくて、自分の知りたい情報を見るために使ってほしいから。 - 番組を見たあとに感想を検索しない
(理由)自分の感想は自分のもの。自分の感情を自分で消化する習慣をつけてほしいから。
リツイ、エアリプはNG
Twitterでの発信は「あんまりつぶやくネタもないから、やりとりはDM(ダイレクトメッセージ)でやろうと思っている」とのこと。とはいっても、発信は0ではないでしょうから、慎重にしてほしいのです。
<情報を発信するとき>
- リツイート禁止
(理由)情報通でもない娘が知っている情報は、フォロワーも知っている。引用は自分の言葉で発信するよりも難しいことなので、初心者のうちは控えてほしいから。 - エアリプ禁止
※エアリプとは、本来は@をつけて個人に返信するべきところを、特定の相手を想定しつつ、だれにともなくつぶやくやり方のこと。
(理由)「聞こえよがし」のつぶやきは、いらぬトラブルのもとだから。
そして、親に見られたら気まずいと感じるようなつぶやきはしないでほしいとも伝えました。
心配がつのって、あれこれと注文が多い親になってしまいましたが、娘の反応はどうだったのでしょう。
次回に続きます。
坂上さえ(さかがみさえ)
大学卒業直後からIT関係の仕事に従事する。
子どもの小学校入学を機に退職し、現在はフリーのプランナーとして、子ども向けのWebゲームや学習コンテンツの企画にいそしんでいる。趣味はスキューバダイビングと滝をみること。紅海でダイビングし、ヴィクトリアの滝をおがむのが夢。
東京在住のB型、大1男子・中3女子の母。