子育て情報『子どもが伸びる親力 主体的に学び続ける力が大事。そのためには?』

子どもが伸びる親力 主体的に学び続ける力が大事。そのためには?

そういう時代においては、若いころ身につけた知識を後生大事に守り続け、その後積み重ねた経験を上乗せすることで定年まで完走するということは不可能になります。
常に新しいことを学び続ける力が必要になります。

子どもがやりたがることを応援して、たっぷりやらせてあげよう

それは、プライベートにおいても同じでしょう。
社会の常識や価値観も変わり続けますし、年金や保険や金融の仕組みも変わり続けます。
住宅の設備も家電の使い方も変わり続けますし、健康や医療の情報も更新され続けます。
買い物の仕方も音楽や映画の配信方法も変わり続けます。

ですから、仕事だけでなくプライベートにおいても、学び続ける力が重要になるのです。
つまり、主体的な学びができるということであり、言い換えるとアクティブラーニングです。


このような時代に備えるために、新しい学習指導要領でも「主体的な学び」の大切さを強調しているのです。

では、主体的に学び続ける力はどのようにすれば身につくのでしょうか?
これは大人になって急に身につくものではありません。
大事なのは、子どものときから主体的な学びを経験させることです。

そして、それは子ども本人がやりたがることを応援して、たっぷりやらせてあげることによってのみ身につきます。
親が「そんなことはやめて、これをやりなさい」と押しつけていては身につきません。

自分がやりたいことを自分で見つけて自分でどんどんやっていく力、つまり自己実現力を伸ばしてあげれば、当然のことながら主体的に学ぶ力もつくのです。

本連載の下記の記事も参考にしてください

  • あなたは、子どもたちにどんな人生を生きて欲しいですか?
  • わが子の将来は、言われたことだけやる人になる?主体的に動ける人になる?
  • 仕事でもプライベートでも、主体的に生きられる人にするには?
子どもが伸びる親力 主体的に学び続ける力が大事。そのためには?
親野智可等(おやのちから)教育評論家。1958年生まれ。
本名杉山 桂一。
公立小学校で23年間教師を務めた。教師としての経験と知識を少しでも子育てに役立ててもらいたいと、メールマガジン「親力で決まる子供の将来」を発行。具体的ですぐできるアイデアが多いとたちまち評判を呼び、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど各メディアで絶賛される。また、子育て中の親たちの圧倒的な支持を得てメルマガ大賞の教育・研究部門で5年連続第1位に輝いた。読者数も4万5千人を越え、教育系メルマガとして最大規模を誇る。

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