中学生のスマホデビュー・リアルタイムレポート 憧れの声優さんに、小学5年生の女の子が直接インタビュー ~ どうしたら、声優になれるの!?
“好き”から生まれたものは将来役に立つはず!
あやね:声優さんになるために、何をすればいいですか?
駒形:アニメを観ることや、歌を歌うことなど、好きなことにたいして、たくさん時間を使って、自分の中にある“好き”をふくらませてください。その“好き”から生まれた力は、将来、とても役に立つはずですよ。
わたしは、声優になると決めていたので、大学には行きませんでした。でも、アニメには難しい漢字が台本に入っていたり、昔の歴史をもとにしたもの、社会的な作品などがたくさんあります。だからこそ、たくさん勉強するのも大切なこと。知識があることは、自分の武器になります。なので、勉強もがんばると、よりいい結果になると思いますよ。
なかでも、台本を読んでイメージを膨らませる職業なので、国語はもちろん、たくさん本を読むと、すべてが力になるので、オススメです。
あやね:なんで声優さんになったんですか?
駒形:小学校の時、『シャーマンキング』というアニメが大好きでした。エンディングテーマの画面を見ていたときに、声の役の人と、歌を歌う人がいっしょの名前だということに気づき、調べたら、それが“声優さん”というお仕事だということを知ったんです。わたしが好きだと思っているアニメと、歌を両方できる人がいると思った瞬間、わたしもこのお仕事がしたいと思いました。
あやね:プリキュアは好きですか?
駒形:大好きです。魔法少女って、何歳になっても憧れるもの。その歌を歌えたことは、本当にうれしくて、いままでがんばっていてよかったと思いました。
あやね:歌っているときは、どんなことを気にしていますか?
駒形:音程や歌詞を間違えないようにという気持ちはありますが、なにより“楽しもう”という気持ちのほうが強いです。見ている人も、歌っている人が楽しんでいるほうが楽しんでくれるので、いつも誰よりも楽しむようにしています。
あやね:どうしたら歌がうまくなりますか?
駒形:たくさん歌うことだと思います。わたしも1週間歌わないと、うまく声が出なくなるんです。なので、毎日家で声を出したり、口ずさむことを大切にしています。あとは、歌詞をちゃんと理解することも大切にしています。声優さんは、どんなに歌が上手でも、気持ちがこもっていなかったら、ほかの人の方がいいんじゃないかと言われてしまうんです。なので、下手でも、気持ちを込めて、“わたしならどうするかな”とか、“この主人公はどんな気持ちで歌っているのか”を考えて歌うだけでも、上手になると思いますよ。