公立中高一貫校、「受検」します! 第12回 面接練習
熱い、熱すぎやしませんか?公立受検組!
「面接官役をやってみて、面接をする人の気持ちが分かった気がする。合格させたいと思う子が分かった」とコウタ。
「どんな子なの?」と聞くと、
「笑顔の子。礼儀正しい子。ハキハキしゃべる子。具体的な内容を言える子。
それから、いろいろ教えてくれる塾の先生の気持ちも分かって、絶対合格したいと思った」
なるほど、面接官役をしたことがさらにコウタを成長させてくれたようです。
さらに、
「面接官役をやってから、緊張感も減ったみたい」とコウタ。
本番も期待できそうです。
コウタの「みんなで受かりたいんだよ」という言葉に、 そういう気持ちで受検に取り組めているんだなということが、親としてとてもうれしくなりました。
いえいえ、そんな甘いことも言ってられませんよね。
コウタの志望校では、適性検査:面接:調査書=7:2:1で換算されます。
適性検査は、1問ずつの配点が大きいため得点差がつきにくいそうなので、2割を占める面接を甘く見てはいけないようです。人前が苦手な子は、面接で泣き出してしまう子もいるそうですが、
「コウタくんには、むしろ抑え気味にと指導しました」
と塾長から言われたので、面接練習はこれくらいで十分のようです。
次回は、メンタル面についてお話したいと思います。
(次回へ続く)
高橋すず(たかはしすず)夫と息子の3人暮らし。
コウタの夢は、南の島のビーチに寝そべって、トロピカルドリンクを飲むこと……だそうです。いつか家族で。でもその前に「サクラサク」を叶えたい。
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