子育て情報『すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どもが生きていくうえで大切な土壌、「自尊感情・自己肯定感」と「他者信頼感」』

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どもが生きていくうえで大切な土壌、「自尊感情・自己肯定感」と「他者信頼感」

「誰なの!テーブルを濡らしたのは!」などといった5w(what/where/when/why/who)を使った叱り文句。これは子どもが、親が思うように行動しないために生じるストレスを子どもにぶつけて困らせようとする親の気持ちの表れだと親野先生は言います。

■親は「何、どこ、いつ、なんで、誰」の5Wで子どもを困らせる
「子どもが伸びる親力」(親野 智可等先生)

子どもが宿題をやっていないとうすうす感づいていながら発する「宿題やったの?」というような意地悪な質問形も、「子どもを困らせてやりたい」という親の裏の意図が隠れていることが多い、と親野先生。

■「片づけしたの?」「宿題やったの?」「明日の仕度したの?」など。「質問形」の裏に隠れているもの
「子どもが伸びる親力」(親野智可等先生)

ついつい何度も言ってしまう「早くしなさい!」という言葉も親の都合によるもの。これが続くと子どもは、「自分は親から大切にされていない。愛されていない」という気持ちになり、親からの愛情不足感を感じて自己肯定感が低下したり、ひいては親の顔色をうかがう指示待ち人間になったりしかねません。

■何気なく言っている「早くしなさい!」の口癖。
弊害がたくさんあります
「子どもが伸びる親力」(親野智可等先生)

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どもが生きていくうえで大切な土壌、「自尊感情・自己肯定感」と「他者信頼感」

「がんばってね!」の声かけは、時と場合によっては子どもをひどく傷つけ、ゆがめてしまうことがあると教えてくれるのは宮本哲也先生。

■「がんばってね!」は禁句です
「賢い子ども」の育て方(宮本哲也先生)
では、望ましくない声かけをしそうになったとき、わたしたちはどうすれば良いのでしょう。それは、難しいことではないと松井先生は言います。「どうしたいの?」「どうすればいいかな?」「どうやったらできると思う?」というように、問いかけるようにすれば子どもに考える力さえつくと言います。


■自分のことは自分で解決する~考える力をやしなう声かけ~
「くやまない、悩まない、自分を責めない――心がラクになるアドラー流子育て」(松井美香先生)

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どもが生きていくうえで大切な土壌、「自尊感情・自己肯定感」と「他者信頼感」

子どもたちと良い関係を築くために、多くの保護者が日々奮闘しています。それでも子どもが自分の思う通りに行動しないと――忙しいときや、受験やテストなどの目標があるときはなおさら――声を荒げがちです。そんなときの感情コントロールにはコツがあります。

「自分の心の動きに気づけば子どもにぶつけなくてすむ」

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