子育て情報『すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どもの「学び」には、没頭力と失敗を恐れない気持ちがあればいい』

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どもの「学び」には、没頭力と失敗を恐れない気持ちがあればいい

というのは探究学舎の塾長、宝槻泰伸さん。「子どもの成長には個人差があるので、待つということがとても大切なんです。なにか投げかけたけれど全然反応がなくても、すぐにダメなのかなと思わずに、いつかは絶対に子どもの心に火がつくと信じて待つことが大事だとわたしは思います。」

■驚きと感動の種をまき、子どもの知的好奇心に火をつける 探究学舎第3回
探究学舎代表取締役社長・宝槻泰伸さんインタビューより

人はいつか必ずやる気スイッチを押すときが来るから、それまで自己肯定感を育てながら待つように説くのは親野智可等先生です。

「待てる親であってください。
待てない親は子どもができないことに目を瞑ることができずに、毎日ガミガミ叱り続けます。
それによって、子どもは自己肯定感が持てなくなり「ぼくはダメな子だ」と思い込むようになります。
すると、やる気スイッチが入りそうなときにも、「これをがんばってみたい。でも、どうせぼくはダメだろうな」となって、今ひとつスイッチが入らないままになってしまいます。」

■やりたいことが見つかってスイッチが入ると人は変わる
「子どもが伸びる親力」(親野智可等先生)

4.親も好きな世界に没頭しよう!

子どもに夢中になれる世界を持ってほしいと強く願っておぜん立てしても、わたしたちが遠巻きに見ていたら、子どもはその冷めた気持ちを感じ取ってしまいます。
結局は、親の背を見て子は育つということで、親が楽しく夢中になって学んでいれば、子どももなんだかわくわくして引きこまれてしまうようです。

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと 子どもの「学び」には、没頭力と失敗を恐れない気持ちがあればいい

「わたしが最近気になっているのは、自分が試さないで子どもにだけやらせる保護者が増えていることです。(家庭でできる最良の方法は)子どもが『なんで?』と聞いてきたら、保護者の方が『なんでだろうね』と答えてあげること。『そうだね』『どうしてだろうね』『じゃあ、ちょっといっしょに考えようか』という会話があるかどうかが大切です。
可能であれば親子で発見や知識を共有する時間をつくってあげて欲しいですね。」

■科学教育で子どもの創造性と社会性をはぐくむ サイエンス倶楽部第4回
株式会社サイエンス倶楽部専務取締役・広永雅史さんインタビューより

「ぼくたちは経験上、保護者が前のめりに学んでいるほうが、子どもは学びに積極的になると感じています。大人が『えっ、なにこれ!?』と夢中になっていて、保護者の背中から子どもがのぞきこんでいるくらいのほうが、子どもはぐっと興味を持つんです。

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