子育て情報『産後クライシスを予防せよ!いつまでも”仲良し夫婦”でいるコツとは』

産後クライシスを予防せよ!いつまでも”仲良し夫婦”でいるコツとは

目次

・ホルモンバランスについて知っておく
・家事にまで手がまわらないことを理解してもらう
・まとめ
産後クライシスを予防せよ!いつまでも”仲良し夫婦”でいるコツとは


赤ちゃんが生まれて、幸せいっぱいのはずの家庭に忍び寄る、「産後クライシス」という恐ろしい現象をご存知ですか?
すれ違いを防ぎ、夫婦仲を良好に保つためのコツをご紹介します。

ホルモンバランスについて知っておく

出産すると、女性の暮らしは一変します。それまでどんなに夫のことが大好きだったとしても、それをたやすく上回る存在が赤ちゃんです。

すると、これまで気にならなかった夫の言動や見た目、においなどが、やけに気になり始めます。「わたしと赤ちゃんに近づいてほしくない」とさえ思ってしまう場合も。

女性は妊娠出産を経て、ホルモンバランスが通常とは違った状態になります。産後の動物は気が立っていて攻撃的になりますが、人間も同じように、子どもを守ろうとする本能がはたらくのです。通常、時間が経てば少しずつ元の状態に戻っていきます。


このホルモンの仕組みを夫婦で理解しておかないと、夫は「俺より子どもの方が大事なんだ」とヤキモチを焼き、それに対して妻はどんどん苛立つという悪循環に陥ります。これが、いわゆる産後クライシス(産後、夫婦仲が悪化すること)のきっかけになるのです。

家事にまで手がまわらないことを理解してもらう

産後クライシスを予防せよ!いつまでも”仲良し夫婦”でいるコツとは


産後、何より重視すべきはママの体力を回復させること。次に赤ちゃんのお世話、家事はもっとも後回しです。産褥期に無理をすると、体の回復が遅くなるばかりでなく、最悪の場合、命に関わることにも……。

ママが無理をしないで済むためには、パパをはじめ周りの人の理解が欠かせません。洗濯やゴミ出しなど、パパに代わってもらえるものは徹底的にやってもらえるよう、産前からお願いをしておきましょう。

掃除やご飯の用意などは、自治体のサポートや家事代行に頼むことも検討します。
1ヶ月だけは、宅食を頼むのも手ですね。

どうしたって、赤ちゃんのお世話はせざるを得ません。夜だって数時間おきに授乳が必要になるので、まとまった睡眠時間を確保することもできません。そのうえ家事までなんて、とても無理!

これをあらかじめわかっておいてもらうだけで、その後の夫婦関係が変わってきます。

まとめ

初めての妊娠・出産では、パパもママもわからないことだらけ。手探りで試行錯誤していくなかで、戸惑いや苛立ちを感じることもあるでしょう。

その都度お互いにきちんと話し合い、不満を溜め込まないこと。これが、産後クライシスを防ぎ良好な夫婦関係を維持していくコツですよ。


Written by 七尾 なお

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