子育て情報『自閉症の治療法は?治療の具体的な方法、療育方法・子どもへの接し方のポイントを伝授します!』

2016年10月21日 16:30

自閉症の治療法は?治療の具体的な方法、療育方法・子どもへの接し方のポイントを伝授します!

本人が理解でき、見通しが持てるとパニックにならずにすみます。

■何か行動を始めたら途中で邪魔しない
自閉症の子どもが何か行動を始めた時に邪魔をしてしまうと、パニックになってしまいます。パニックになると落ち着くまでに時間がかかりますので、本人も周りの大人も体力を消耗してしまいます。その行動をやめてほしい時は、行動を始めて終わったタイミングで注意するようにしましょう。

■感覚過敏に配慮する
自閉症の子どもは感覚過敏がある場合も多いです。嫌がったり偏食したりしますが、単純な好き嫌いや我がままではないので、叱ったり無理強いしても解決しません。できるだけ苦手なものは避けてあげましょう。音に敏感な場合はイヤーマフなどを使用するなど、対応を考えましょう。
手をつなぐことや触られることが苦手なこともありますが、決してその人が嫌いということではないことを理解して接してください。

■興味・関心のあることで不安を解消し、得意なことを増やす
自閉症のある子どもは、何もすることがないと時間をもてあまして不安になる傾向があります。病院の待合室や電車の中などで手持無沙汰を解消できるよう、絵の描けるホワイトボードやパズルなど、好きな遊びを準備しておくと落ち着いて過ごせます。本人に合った習い事に取り組むなど、余暇の過ごし方を教えることもことも重要です。興味・関心のあるものを増やしていくことで、本人の得意なことも増やせます。

■困ったことがあれば子ども自身がヘルプ要請を出せるようにする
自閉症のある子どもは自分ではうまくできず、困る場面が多くあります。ですが、コミュニケーションをとるのが苦手です。そこで、困ったことや、できないことがあったときに、自分でサインを出して助けを求められるようにすることがとても大切です。


そもそも自閉症のある子どもは自分が「困っている状況」だということが理解できず、パニックになったり固まってしまう場合もあります。まずは子どもに「いらいらする」「どうしたらいいのかわからない」「涙が出る」など、自分の感覚や感情がどんなときに「困っている状況」なのかを教えます。

そして困った状況になったら誰に助けを求めればいいかを教えます。「どうしたらいいのですか?」「わからないので教えてください」など、なんと言うかもできるだけ具体的に説明するとよいでしょう。


まとめ

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自閉症は現時点では根本治療ができないので、診断をされると色々と不安になってしまうと思います。

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