田中ビネー知能検査とは?田中ビネー知能検査Ⅴ(ファイブ)の概要、受診方法、費用について紹介します
http://www.as-japan.jp/j/file/rinji/assessment_guideline2013.pdf
発達障害児支援とアセスメントに関するガイドライン
http://www.saccess55.co.jp/kobetu/detail/bine5.html
サクセスベル株式会社田中ビネー知能検査Ⅴ(ファイブ)
http://www.taken.co.jp/contents/vinet/vinet_top.htm
田研出版田中ビネー知能検査Ⅴ(ファイブ)
田中ビネー知能検査Ⅴ(ファイブ)の検査内容
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044013019
田中ビネー知能検査は個別式知能検査であるため、検査する人と被検査者の1対1形式が基本的な検査形式になります。
田中ビネー知能検査Ⅴ(ファイブ)は、「思考」「言語」「記憶」「数量」「知覚」などの問題で構成されており、1歳級から13歳級までの問題、成人の問題が難易度別になっています。なお、ここでの1歳級から13歳級というのは、生活年齢(CA)ではなく検査によって算出される精神年齢(MA)を示しています。
また、2歳から13歳までは精神年齢(MA)を算出しますが、14歳以上は精神年齢(MA)を算出しません。成人後は知能の発達が緩やかになり、精神年齢(MA)の概念は有用ではないと考えられているからです。
1987年度版の田中ビネー知能検査では、基底年齢(すべての問題が合格できる年齢級に「1」を加算した年齢を言います)を1歳とすることができない子どもに対する指標が提示されていなかったため、2005年の改訂で新しく1歳級以下を対象に「発達チェック」項目が追加されました。ただし、適用年齢は従来と同じく2歳から成人となっています。田中ビネー知能検査Ⅴ(ファイブ)には、就学する5~6歳の年齢にフォーカスをあて、特別な配慮が必要かどうかを判断するための「就学児版田中ビネー知能検査V(ファイブ)」という検査もあります。
田中ビネー知能検査Ⅴ(ファイブ)のおもな改善点としては、以下の5つがあげられます。
1.現代の子どもに適している
知的尺度を、新しく現代の子どもの実態や生活に合わせて改訂しています。今回の調査から、田中ビネーが作られた1987年当初より、現代の子どもの知的発達は促進していること(発達加速現象)