アスペルガーの娘は「ほめると怒る」一体どうすればいいの?
を言うと決めてしまったのです。
ルールは厳格に守るというアスペルガーの特性を逆手にとったこの作戦は大成功。これを決めて以来、娘がほめられた後に怒りをあらわにすることは、ほとんどなくなりました。
また、ほめられた瞬間に自己否定をしてしまう前に「ありがとう」と発することで、この音声言語が娘の思考のフィルターを通り、「ああ、自分はほめられて嬉しいんだ」という信号が脳に送られているのではないかと思っています。
ネガティブすぎる、と言われても余計自信がなくなるだけ。色々試してみよう
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272002074
私自身、幼いころからこの思考パターンでずいぶんと苦労をしてきました。
考え過ぎだ、ネガティブ過ぎる、被害妄想が激しい、堅苦しい、真面目すぎる…。
周囲から様々な言葉をかけられ、その言葉に傷つき、さらに自己否定を行う、という悪循環の中で暮らしてきたのだと思います。
今回はたまたま、自分の経験を活かして娘を理解しながら対応策を考えることができました。これは本当にラッキーでした。
子育ての中で、どうすれば良いのだろう?と頭を悩ませることは尽きませんが、あれこれ考えてトライしてみることに無駄な事はひとつもないはずです。
「試してみて合わなければ、また考えよう」そんな風に、ひとつずつ子どもたちと実験をして幸せに近づけたらいいなと思います。
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