2016年8月8日 15:40
相模原事件を他人事と思わないで。私たちの中に潜む差別の心を考える
を学んでいくのです。
誰だって障害者になりうる。だから、社会でもっと支えあおう
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10417000175
できれば我が子には障害のない方が良い、と願うのは親として自然なことかもしれません。新型出生前診断でダウン症児だと分かると、90%の妊婦が中絶をしているという現実もあります。
しかし、新型出生前診断で分かる障害は一部の障害だけで、視覚障害や聴覚障害、自閉症などの発達障害はわかりません。
さらに、出産時の事故で子どもが脳性まひになることもあれば、障害なく生まれてきても、交通事故に遭ったり病気で脳にダメージを受けたりして、障害児になる可能性もあるわけです。
また、親を含めた大人自身が、事故や病気、鬱病や統合失調症などの精神疾患によって、障害者になる可能性だってあります。
そんなとき「あなた(の子ども)の存在は大変な税金がかかり迷惑をかけている。最初から生まれていなければよかった」と言われたら、どのように感じるでしょうか?
生きている限り、誰がいつ障害者になってもおかしくはありません。だからこそ、同じ鉢植えの中の者同士、互いの存在を認め合い、支え合って生きていく必要があります。
障害者を“自分とは関係のない人”として、そして今回の事件を“異常な人がやったこと”と他人ごとにせず、私たち自身の障害者に対する考え方を、もう一度見直す必要があると思います。
Upload By 立石美津子
http://www.amazon.co.jp/dp/453405405X
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