発達障害のある子の「親の会」を半年で退会。入る前に確認したいこと
広報、会計、ゲストの送迎、弁当の注文、場所の確保など、イベントを開催するとなると、ここには書ききれないほど沢山の、運営業務が発生します。
何をするにも決めごとや議論となると、運営からメールが膨大に届きます。気付くと、私のメールボックスは運営からのメールで、びっしり埋めつくされていました。
大きな組織は、それだけ運営にも人やエネルギーが必要だ、ということを私は後になって、知ったのです。
どれだけメリットがあろうと、その場所が自分には合わない場合も
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メールを開くたび、本部からのメールがズラッと数10通も並ぶ日々。私は次第に、メールボックスを開くのが億劫になってきました。
さらに、月1回行われる定例会のレジュメ作りや、勉強会の資料作り、年度終わりになると今度は総会の運営と、ちょっとした会社に勤めているかのような、仕事量が降りかかってきます。
結局、会の運営業務が完全に、自分のキャパシティを超えてしまい、私は退会しました。
今は、同じ発達障害児を持つ、仲良しのママさんたちと、少人数で緩く食事会を開催したりしています。私にはそのような形態のほうが合っていたようです。
上手に使いわけたい親の会
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大変だったことばかり書きましたが、大きな親の会では、仲間内のおしゃべりでは決して得られないような、専門的な情報を、得ることができます。
これは、親の会の最大の強みだと思います。また、大きな組織では、加入者の年齢も様々です。
小学校のママ友では、同年齢の子どもを持つ親たちが中心に、集まりますが、大きな組織では思春期の子どもや、成人した発達障害当事者の話を聞くことができます。
航海図のない育児だからこそ、これはとても貴重なことだと思います。
入会する前に親の会の特質をよく調査し、
・自分が親の会に何を求めているのか?
・組織運営のための活動は何があるのか
・自分は運営活動にどこまで時間を割けるか
を、まずはよく考えてみると良いかもしれません。
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