子育て情報『知ってよかった!頭の良さや覚え方に関係する「認知特性」の話』

知ってよかった!頭の良さや覚え方に関係する「認知特性」の話

同じ物事を見ても、インプットする方法も違えば、アウトプットする方法も違う。

発達障害児に限らず、子育てをしていくうえで子どもがどのように物事を処理するタイプの人間なのかを知っていると、親子の衝突がずいぶんと減るのではないかと思います。


視覚優位タイプの息子は、耳で聞いた情報を処理するのが苦手で…

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10417000493

さて、我が家の6歳になる息子は、視覚優位のタイプです。目で見た情報を覚えるのは非常に得意ですが、耳から入った情報を処理する能力はとても弱く、会話をしていて何度も同じことを聞きかえしたり、言い間違えがとても多いのです。

「ママ、また今度ポテトナルドに行こうね!」
「うん、それ多分マクドナルドだよ!」

「ママ、チキンマートの角を曲がる道を通ろう!」
「うん、ファミリーマートね。OK!」

耳で聞いたことしかないお店の名前、お姉ちゃんと話していて知った言葉など、一度も文字で目にしていない言葉はかなりの確率で間違って覚えています。マクドナルドは大好きなポテトのイメージに、ファミリーマートは最近知ったファミチキの味に引っ張られて、なんとなく雰囲気で言葉を当てているようです。

私や娘からするとこんな間違い方があることが信じられないのですが、これを理由に息子をバカにしたり、息子の能力を嘆いたりしているわけではありません。
これは、認知の方法の個人差にすぎないのです。

息子に正確な言葉を耳から入る音声言語で教えても、それをインプットするまでにはとても時間がかかります。ならば、得意な視覚を使えばいい。チラシの裏に「マクドナルド」「ファミリーマート」と書いて見せてあげさえすれば、息子の脳にはきちんと正確な情報が入るのです。


「伝え方」を変えるだけで、親子ゲンカが減るかも?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174007649

この本に出会うまでは、私は息子に「どうして何度言ってもわからないの!?」と問いただすことが多々ありました。

こんなに丁寧に説明しているのに分からないのは、頭が悪いから?
何度同じことを言ってもまた同じ質問をするのは、適当に聞き流しているから?

そんな風に感じていたのです。

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