「わたし学校やめるね」小3の娘の決断。そして、私たち親がすべきこと
それだけでも、充分得るものがあったのだと思います。
学校が悪い訳でも、娘が悪い訳でもなく、学校というシステムに娘がマッチしなかった。そういうことなんだろうと思います。
やめさせるのは簡単なこと。だとしても、子ども自身の学びに繋げたい
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実は、娘が学校へ行くと決めた後、繰り返されるチックを見て、私は何度も「もう学校へ行かなくていいよ」という言葉を口にしそうになりました。
でもこれは、自分の人生を決めるのは自分なんだ、ということを身を持って学ぶ良いチャンスと考えていました。
苦しんでいる娘に一声かけて、楽にしてあげるのは簡単なことですが、そこで私が「行かない」方へ背中を押してしまうと、「お友だちや先生に会いたかった」という心残りがいつまでも消えず、いつの日かきっと後悔すると思うのです。
私にできることは、娘に寄り添い、学校に行かない場合のメリット・デメリットを話し合い、どんな結論を出しても「ママはあなたを応援する」と繰り返し安心させてあげることだけでした。
「学校へは行きたくない」でも「お友だちや先生に会いたい」という気持ちを天秤にかけ、どちらを選択するかは、娘自身にしかできないからです。
学校をやめた子どもを支えるため、大切にしたいこと
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こうして、学校へ通わず家で過ごすようになった娘。これから、担任の先生やスクールカウンセラーを交えての話し合いが、続くことになります。この先、学校へ行かないことでどんなメリット・デメリットがあるのかも、よく調べていかなければなりません。それでも、自宅でリラックスしながら、自分のペースで学習に取り組める環境は、娘に合っているようです。
学校の話をすると、まだチックの出る娘。
しかし、リラックスしている時には出ないので、この選択で良かったのだと思います。
何が正解なのかは誰にもわかりません。だからこそ、親も子もゆっくりと問題点を洗い出し、考え、決断をしていかねばならないのだと思います。
わが家では、これからも『安心して過ごせる場所』を基準に子どもと一緒に考えていこうと思います。
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