2016年10月11日 14:00
子どもがぐずぐずして行動してくれない…そんなときは「○○退治」!
という言葉が娘から飛び出しました。
私「そうだよね!『悔しいな、もっと遊びたい』の後に、『だから、また明日思い切り遊ぼう!』が入るとすごくいいね!『悔しい』っていうマイナスの気持ちで片づけちゃったら、それを誰かにぶつけたくなる。
今まではママが受け止めてきたけど、それだと今度はママが苦しくなってイライラしちゃうからね。プラスの言葉で終わらせてくれたら、ママも『じゃあ、明日思い切り遊ぼう!』って笑顔で言えるよ!いい考えが出たね~!」
息子「『〇〇なのに』で終わらないで、その後に『だから』を付けるっていうこと?」
私「そうだね~!もし、『〇〇したかったのに!』で終わったら、今度からママが『のに』を退治しに行こう!『だ~か~ら~?』って聞くから、その後に前向きな発言をしてね。言葉は人を作るんだよ。
プラスの言葉をたくさん使ったら、前向きな気持ちになれるからね!」
娘「『のに』を退治するの?『おに退治』みたいで面白いね~!明日からシャキーン!シャキーンって、『のに』をやっつけてね!」
こうして、わが家流の「のに退治」法が決定しました。
親が強制したルールではなく、話し合いの中からみんなで見つけた答えなので、翌日から「出たな!『のに』!成敗してくれる!」と大げさに指摘しても、子どもたちは否定されたと感じることはありません。
楽しそうに慌てて「だから、〇〇するね!」と前向きな発言をするようになりました。
「~なのに…」親だってついついやっているかも!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021194
時々、もしも発達に凸凹がなく、子どもたちの感情の起伏が穏やかだったら、どんな暮らしになっていたのかな?と想像することがあります。すごく楽に日常生活を送れるんだろうな、と思う反面、ここまで子どもたちと色々な話をすることは、なかったと思います。
実際、子どもの発達に凸凹があると「困ったな」と思うことはとても多く、「もう前に進めない」とグッタりすることもあります。でも、工夫を重ねて子どもたちの笑顔が増えた時には、普通の子育てよりもはるかに大きな喜びを得ているのかもしれません。
親である私たちも、日常生活を送るだけでも大変な「のに」…で終わらずに、「だから、できることが増えていくと、すごく嬉しいんだな」という前向きな気持ちで締めくくれるといいですね。
「つらかっただろうな…」思い返せば無神経な言葉ばかりだった…不妊治療中の義姉を傷つけてしまった話